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感想・レビュー・書評
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み、みずかね先生の表紙が美し過ぎる!!
まずはそこに惹かれて、次にタイトルに惹かれて40%オフだったこともあり購入。
挿絵もあったのでとにかくみずかね先生の絵が出てくるたびに「はぁ〜ん♡」となってました(^^)
遥は過去のトラウマにより、親ですらも触られることに恐怖を感じる重度の潔癖症で、毎日バスに乗れず片道2時間かけて勤務先の大学図書館まで歩く。
そんな中、大学生の結城が声を掛けてきて、毎朝付き添ってくれるようになり…。
克服練習中、他ではなかなか見られないプレイが見られます(≧∀≦)ノシ
初読み作家さんでしたが、言ってしまえば『遥が潔癖症を克服するためのリハビリ作品』となります。
ここに特化して書かれてるので、ドロドロした展開や衝撃的な展開はほとんどなく、ひたすら葛藤と忍耐の作品となっています。
結城が、おまえホントに大学生かよ?ってくらいの包容力で、ひたすらゆっくりじっくり遥の克服しようとする姿を見守ります。
ページ数の関係でなのか、一番恐怖し葛藤するであろうシーンが割りとトントンと進んでしまったので、そこはちょっと物足りなさはあったかな…といった感じです。
それまでのことで遥が『結城は大丈夫』と意識したからこそのスムーズさなのかな…とも思いますが。
次は恋愛関係のもつれとか、事情を知らないライバルから強引に腕を掴まれて遥が恐怖を感じたりとか、そういう展開を含めた内容でもう1冊読みたいな…と思った作品でした。
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みずかねりょう先生のイラストが素敵でした。
大学の図書館で働く遥と医学部の結城のお話し。
潔癖症の遥の回復していく様は王道で順調な愛の証だと思いました。山も谷もなかったような気がするけれど将来有望な結城といればずっと幸せでいられるのかなと思いました。お幸せに! -
長年放置してましたが、ようやく読了。
あるキッカケで潔癖症になった遙。
ようやく就職できたのは大学の図書館。
バスに乗れず毎日徒歩二時間をかけて通う。
ある日学生と知り合いになり、だんだん打ち解けて恋人関係になる。
潔癖症は大変そうとは思うものの、なかなか厄介な病気。それを段階を踏んで接近していく様子がわかる話でした。