ちょっとパソコン作業のBGM代わりにドラマを見ています。
これがないとパソコン作業がまったく進まない程度には、現在の集中力が欠如している。
そんな中で書く感想なので、もっとおもいきりいろいろなものが欠如している前提でお読みください。
物語は、DMATというある特殊な部隊に所属する人たちの話。
主人公である八雲響はもともとはERに勤めていたが、そこに運び込まれた妹を助けられなかったことで、外来屋として内科の医師として働いていた。
そんな八雲にDMATに所属するように命令が下り、妹を入院させておくことを条件に、八雲はそれを飲むことになった。
最初はいやいやだったけれど、次第に災害現場でのDMATの仕事の重要性を覚え、自分の理想としていた医療との折り合いをつけて、響は響き鳴りのDMATの仕事をし始める。
という話でした。
まあ、この話の出来た時期が出来た時期だったので、仕方がないことだとは思うんですが、こういう話ができると、大体最後は大災害で締めるのをやめてほしいなあ……と思います。
もちろん、DMATのような「災害現場で医師が活躍する」という状況において、「地震の現場」というのが、一番かっこよさを表しやすいのかもしれませんが、申し訳ないけど、そういうかっこいい派手さも大事だと思うんですが、もっとこういう緊急事態じゃなくても「医師が救急車に乗っている」ということがどれだけ他の人の心の安心に繋がるのか、そういうあたりをメインにしてもよかったんじゃないかなあ……と。
後、最後に仲間の中に犠牲者が出たんですが、「奇跡を祈ってるとか言うわりにそこは容赦なく殺すのね……」とか思ってしまいました。
で、最後の最後に本当の奇跡が起こるんですが、私が望んだのは、そっちの奇跡じゃねえ!! ってちょっとショックだった。
そっちの奇跡を起こすならそうじゃないほうの奇跡を私は望んでいたよ……
というわけで、DMATとしての活動は面白かったんですが、最後が思い切ったことをした割にご都合主義で終わってしまったのが残念でした。
それと、すっごく細かいことなんですが、普段、ドラマのDVD見ててまったく思わなかったことをこのDVD見てて感じたのは、CM入ってた間だと思うんですけど、そこで「ぷちぷち」言いすぎ。
もうちょっと滑らかに編集してくれてもよかったんじゃないかと……。
急に音が消えたりするので、「ん……? 壊れた……?」って、何度か不安になりました。
そういう処理も、DVDにするんだったらちゃんとして欲しかったなあ……と思いました。
なので、作品としては面白かったんですが、ぶちぶちはいただけなかった。