プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門 PMBOK第5版対応版 [Kindle]
- オーム社 (2014年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (260ページ)
感想・レビュー・書評
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【目的】 PMBOK第5版について、基本用語の解説から実際の現場での使い方などを具体的な事例を挙げながら解説する。
【収穫】 PMBOKの全体像について理解が深まった。
【概要】 ■プロジェクトの定義: 独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務。
■プロマネがまず注意すること: ①動揺しない、②傲慢にならない、③学ぶことを怠らない
■10の知識エリア: ①統合、②スコープ、③タイム、④コスト、⑤品質、⑥人的資源、⑦コミュニケーション、⑧リスク、⑨調達、⑩ステークホルダー
■5つのプロセス群: 立上げプロセス群→計画プロセス群→実行プロセス群→終結プロセス群。全体を通して監視・コントロールプロセス群を存在する。
■47のプロセス: 10の知識エリア・5つのプロセス群の中にそれぞれ分類される。
■マネジメントの階層: プロジェクトマネジメント<プログラムマネジメント<ポートフォリオマネジメント。プログラムマネジメントは、複数のプロジェクトや作業が生み出す効果を得るために活動全体の調整を行う。ポートフォリオマネジメントでは、戦略的なビジネス目標を達成するために複数のプログラムの優先順位づけや各活動への資源配分を行う。
■プロマネが最低限開始時に確認すること: ①プロジェクトの背景・目的、②目標および成功基準、③大枠での要求事項、④制約条件・前提条件・リスク、⑤プロマネの任命と権限、⑥ステークホルダー、⑦予算とスケジュール → これを元にプロジェクト憲章作成。
【感想】 PMBOKの大枠を知りたいと思い読了。目的は達成できたが、この本だけでは、実務にしろPMP試験の受験にしろ不十分と思われるので、別に勉強したり経験を積んだりする必要があると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示