シャノンの情報理論入門 価値ある情報を高速に、正確に送る (ブルーバックス) [Kindle]
- 講談社 (2012年12月20日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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高岡詠子「シャノンの情報理論入門」読了。理論一辺倒でなく、シャノンが活躍した当時の時代背景やその後の技術の進歩を交えた説明がある事で、身の回りに溢れる情報通信とその技術の原理原則が繋がって興味が深まった。また信号の波を3次元的に捉えたフーリエ変換等の図表も工夫がありとても良かった。
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数学は苦手だが、平易な説明でありがたい。「情報」とは何か、「情報エントロピー」の概念、サンプリング、量子化、圧縮、符号化といった概念がなにを指しているのかというのは理解できた。
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著者は放送大学でおなじみの高岡咏子さん。
情報源符号化定理、通信路符号化定理、標本化定理が紹介されている。
これらの定理は、情報化社会の進展につれて必須の素養となりつつある。定理の内容と意味の概要だけでも知っておきたい。
数式が使われており簡単な本ではないが、コンパクトに要点がまとまっている。
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