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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (346ページ)
感想・レビュー・書評
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「エンダーのゲーム」のアナザーストーリーというか並行小説。主人公はチビっちょのビーン。
ロッテルダムの下町で餓死寸前の浮浪児ビーン(2歳!)は、自らの生き残りをかけて、いじめられっ子達に徒党を組んで身を守る作戦を授ける。のっけから強烈な展開。
IF(国際艦隊)にその能力を見いだされたビーンは、6歳にしてバトル・スクールに入学。知能が異常に高い一方、冷徹な心を持つビーンは、他者に共感することができず(利他的な行動が理解できず、他者と友情を育めない)、心に悩みを抱えながらメキメキと頭角を現していき、やがて、真のリーダーであるエンダーを支えることに自分の役割を見いだしていく。ビーンの出生の秘密も、徐々に明らかにされていく。
「エンダーのゲーム」と同様、理不尽な大人の思惑に振り回され、邪悪な子供(サイコパス)の驚異に晒されながらも成長していく主人公の姿にはまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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