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- / ISBN・EAN: 4547462088710
感想・レビュー・書評
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一部の富裕層が人工惑星のエリジウムに住み、多くの貧困層が地球に暮らす未来の世界。地球に住むマックスはある日働いている工場で事故により大量の照射線を浴び余命5日と診断される。地球では満足な治療を受けられない彼は、エリジウムに渡るためスパイダ―という裏ビジネスに精通している男に助力を求める。
一部の富裕層と貧困層の対比というのはSFとしては結構ありがちなテーマかもしれないですが、アクションシーンが多くテンポも良くて、エンターテインメントとして見るには十二分に面白かったと思います。
特にロボットと主人公たちのバトルシーン、ロボットのリアルな映像には大分惹かれるところがありました。監督さんが『第9地区』と同じ人ということなので、そうした映像がリアルでした。
時間はそこまで長い作品ではなく、説明不足に感じるところもありましたが、さらっと見る分にはなかなかいい映画だったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督・脚本の2013年米国SF映画。荒廃してしまった地球とエリジウムと呼ばれるスペースコロニーを舞台とする。出演はマット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリーほか。製作費1億1500万ドル。
米国ではR指定のレイティングで、2013年8月9日に公開。日本では、刀剣・銃器等による殺傷表現を理由にPG12指定(12歳未満の年少者には保護者の助言・指導が必要)で9月20日に公開。
主人公はおそろしい人体改造をやった割には、イマイチなスペックだったのが少し残念。ジョディ・フォスターも意外にあっさり死んだし。2154年が舞台ですから、あと150年後ですが、荒廃した地球環境はともかく、すべての難病が治療できるとはとても思えない。今現在、武漢ウィルスに苦しめられている状況からすれば・・ -
近未来、富裕層は地球を捨てコロニー「エリジウム」で天国のような暮らしをし、貧民は地球で貧困に喘いでいた。エリジウムではあらゆる病気が治療できる。地球のマックスはエリジウムを目指す。
これはもちろん医療制度などを含めた現代のアメリカのメタファーであり、地球人がたまにスペイン語を話したりするところなんかはニヤリとしてしまう。SF的な世界観はすごぶる惹かれるし、画の綺麗さも申し分ない。
ただ、そういった世界観の割りにはストーリーが魅力的でなかったように思えた。うまく言えないが、なんか惜しい。 -
エリジウムを見た瞬間「サイド7…」と思ったのは私だけでしょうか?面白い話なんだけど2時間では上手く纏められなかった…って印象ですね。説明不足でツッコみたいところが散見されます…
もう少しジュディと政府側の軋轢の部分は巧く見せてほしかったですね。
狙撃対象の手前の空間で破裂する銃弾やバリアーみたいな盾とか、警備や警察として稼働するロボットなどSFとして面白い素材は見どころ十分でかなりワクワクさせてもらいました(笑)シーズンドラマ化してじっくり見せてくれると面白い物語じゃないかなぁ~ -
荒廃した地球で暮らす貧困層とスペースコロニーに脱出して優雅に暮らす超富裕層。このパターンはマンネリです。それなりに面白かったのですが、聞いたような話を寄せ集めた感じで、オリジナリティに欠けていました。それに、あの終わり方だと、みんなが救われるというより、みんなまとめて破滅ですよね。
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彼の余命は、あと5日――。
ELYSIUM -
ジョディーフォスター、マッドデイモン
2人の好きな役者が出演。
ストーリーはありそうだが、分かりやすく、また丁寧に描かれていたので、楽しめた。
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舞台は人口爆発と環境汚染に侵食された未来の地球。富裕層はそんな地球を捨て、宇宙のスペースコロニー「エリジウム」に居住。方や、それ以外の人々はロボットに監視されながら窮屈な生活をしていた。いつかエリジウムに移住する事を夢見ていたマックス(マット・デイモンさん)は、工場での労働中、不慮の事故で大量の放射能を浴び、余命5日と診断される。エリジウムでの優れた医療体制であれば自身の絶体絶命の状況を打破出来ると踏んだマックスはエリジウムへの不法移民船を出す闇商人・スパイダー(ヴァグネル・モーラさん)の元へ行くのだが、金を工面出来ないマックスに対してスパイダーはとんでもない任務を課す。。。果たしてマックスはスパイダーが課した任務を遂行し、無事エリジウムに渡り、病を完治させる事は出来たのか!?
”人口爆発と環境汚染に侵食された未来の地球”ってとこでありがちなSF映画なのかと思いますが、アクションも楽しめますね。マット・デイモンさんが主演の映画ってなんかジェイソン・ボーンが頭に浮かんじゃうのって、私だけでしょうか。。。 -
SFサスペンスとして結構いいと思う。ラストは感動的。この時期にこれを観るというのも随分皮肉とは感じた。あと、個人的にジュディ・フォスターが好きなので、十分にいい演技を見せてもらえて嬉しい。