Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2014年 06月号 [雑誌]
- ダイヤモンド社 (2014年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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ファーガソンカッコいい。
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最強の組織づくりにおいて、常にトップクラスであり続けたマンチェスター・ユナイテッド率いるファーガソン監督や、デザイン業界で引っ張りだこのIDEOのノウハウが紹介されており、買って損のない充実した内容です。
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本号の特集は、組織力。特集よりも、「バリューチェーン 覇者の条件。価値移転をめぐる4つのルール」と言う記事は面白かった。
コンピュータ業界が最終製品の製造販売会社が凋落したが、今のところ自動車業界はそうはなっていない。4つのルールとは、「代替が利かないプレーヤーになる」「品質の番人になる」「顧客に従う」「成長ストーリーを意識する」これらについて、自動車業界で検証説明しているのがわかりやすかった。かつての巨大ティア1化による水平統合から、適度な垂直統合の取り戻しによって、最終製品製造販売会社の立場が維持できた。顧客ニーズ(例えば電気自動車への移行にはインフラ整備を待たねば)や、成長規模に合わせた戦略、この辺りはこれからの自動車でも意識が必要。
組織力のことについては、
ヤフーの宮坂CEOが会社の成長が必要との記事。
神戸大の鈴木教授が、創意工夫行動、勤勉行動、支援行動の三つの行動と、それを生む関わり合う職場が必要。とわいえ、関わり合いが強すぎ監視された職場でも、、、といった記事。
IDEOの助け合いの文化の記事。助けること、助けを求めることを推奨。コラボレーション型支援。
ブラックロックの組織の一体感と個人の成長の両立についての記事。ゲームのルールを変える企業の特徴、目的優先、結果思考、原則主義。
富士フィルムの古森会長の記事。
イマイチこれといった印象なし。 -
「会社が成長しなければならない理由」YAHOO!CEO 宮坂氏、「IMF専務理事が語る女性リーダーの強さ」IMF専務理事 クリスティーヌ・ラガルド氏が面白かったです。
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Netflixの社員の言葉『平均以下の部下と仕事をするくらいなら、自分1人でやった方がいいとわかっていたのです』
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今月号のテーマは「最強の組織」
そのテーマにしてはあまりいい・気になる・
ひっかかる記事や論文はなかったかと思いました。
あえていいと思った記事は以下
○バリューチェーンの覇者の条件
○コトラー流イノベーションとは、セミナーレポート
○IMF専務理事クリスティーヌラガルドのインタビュー -
「ウエアラブル・テクノロジーが21世紀の職場を変える」
良く良く考えると似たようなものは昔からあったのだな。
従業員の不信感をどう解決するのか、組織にどう適合させるのか。
「ファーガソン8つの流儀:常勝軍団はこうしてつくられた」
モイーズ解任に関連してタイムリーだったので。
「シリコンバレーを魅了したネットフリックスの人材管理」
面白いけれど現状では特異な例なのだろう。
人を無理に残すのではなく、気持ち良く辞めてもらう。
※元になったppt "Freedom & Responsibility Culture"
「組織文化とオフィスの関係」
オフィスのレイアウトに各国の独自色が出ているのは
非常に興味深い。