日照り草　梟与力吟味帳 (講談社文庫) [Kindle]

著者 : 井川香四郎

• 講談社 (2007年7月13日発売)

感想・レビュー・書評

[nyanchyuさんの感想 · 2020年3月6日]

公事宿の真琴新登場。なかなかいい女っぷりに逸馬はたじたじ。真琴の調べのおかげで逸馬は間違った吟味をしなくて済んだことも。どの歴史小説でも鳥居耀蔵の悪役ぶりったらないな。悪人狩りの法って今でも似たのがありそうな。

著者プロフィール

一九五七年愛媛県生まれ。主なシリーズに「船手奉行うたかた日記」（幻冬舎時代小説文庫）、「くらがり同心裁許帳」（光文社文庫）、「暴れ旗本天下御免」（徳間文庫）、「梟与力吟味帳」（講談社文庫）、「樽屋三四郎言上帳」（文春文庫）、「神楽坂咲花堂」（祥伝社文庫）、「ご隠居は福の神」（二見時代小説文庫）、「桃太郎姫」（実業之日本社文庫）など多数。

「2023年 『番所医はちきん先生 休診録五　悪い奴ら』 で使われていた紹介文から引用しています。」