新しき世界 [DVD]

監督 : パク・フンジョン 
出演 : イ・ジョンジェ  チェ・ミンシク  ファン・ジョンミン  パク・ソンウン  ソン・ジヒョ 
  • TCエンタテインメント
4.05
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本棚登録 : 161
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562227882617

感想・レビュー・書評

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  • イ・ジョンジェやっぱり最高!
    それにストーリーもよくある潜入捜査モノだけど、面白い

    それぞれのキャラクターも凄く立っていて、『オールドボーイ』のチェ・ミンシク、『ただ悪より救いたまえ』のファン・ジョンミンも流石の演技力
    出ていて地味に嬉しかったのは『ライフオンマーズ』のパク・ソンウン、彼の演技も凄く好きです

    この作品は監督が原作・脚本もやっているらしくて才能の凄さにあっぱれです
    『THE WITCH 魔女』の監督らしいけど、他の作品も観てみたい


  • 潜入捜査ものは「インファナル〜」と「ディパーテッド」を超えるものはないだろうと思っていますが、これはこれでとてもインパクトのある映画でしたね。

    暴力団のボスたちを相打ちさせて自分の部下を組織のトップに据えようとする作戦が斬新です。とにかく部下の潜入捜査官を酷使するボス(チェ・ミンスク)がクソすぎる。

    暴力団で自分を可愛がってくれた兄貴(相変わらずファン・ジョンミンの芝居は唯一無二)への義理に悩み、いつになっても終わらない過酷任務に疲弊していく主人公に同情するしかない。そしてこの手も映画にありがちな、潜入捜査官に待ち受ける悲惨な末路を想像する気分も落ち込みます。ところがところが、という終盤の展開は実に見応えがありました。こう終わるのかぁと舌を巻かざるを得ません。

  • 渡部建と貴乃花親方に似た人がブラザーで権力闘争の話。警察の自分が旧世界だとしたら、生まれてくるはずだった子供は「警察」の子供だったんだろうな。

  • イ・ヨンエの「ラストプレゼント」で観て以来、イ・ジョンジェの演技が好きで何本かは購入してみているのですが、6年前の作品ですが価格も動きはないし、市場への出回りもほとんどない状況が続いていたのですがようやく購入。

    「新しき世界」
    https://www.youtube.com/watch?v=jxH_Ib-cl-E

    潜入捜査を主題にした作品ですが、待った甲斐があったかもしれませんね。想像力というよりもこれだけアンダーカヴァー作品を見ていると売るための変化を見せないといけないでしょうからもしかしたらと思っているとそんな結末に!

    兄貴分のチョン・チョン演じるファン・ジョンミンが本当にいいですね!本作で韓国内で主演男優賞を受賞しているのですが、イ・ジョンジェを超える演技力はよかったというよりも一人人間らしい美しさを感じた。

  • 韓国映画は久しぶり。
    インファナルアフェアちっくだけど、こちらはコミカルなところもあってよかった。
    潜入捜査って、長くなるほど自分が誰か分からなくなっていきそう。
    潜入先で人間関係が構築されていくわけだし。
    最後のシーンがあって、それまでがよけいにぐっとくる。
    あんな2人だったのにね。

  •  ヤクザの組から一大企業組織へと成功を収めた組織の長が亡くなった。警察は潜入捜査官を通して「新世界」作戦を進めようとするが。。。

     潜入捜査官をマフィアのほぼボスへ押し上げるというメチャクチャな作戦。重苦しい雰囲気と韓国映画独特の短い獲物を使った暴力がその無謀なストーリーとマッチしてグイグイ惹きこまれる。この緊迫感と重々しさはいい。
     ラストはそりゃそうなりますよね。人の人生を棒に振る長期間の潜入捜査ってあまりに無理があるよなぁ。。。
     

  • 制作年:2013年
    監 督:パク・フンジョン
    主 演:イ・ジョンジェ、チェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、パク・ソンウン
    時 間:134分
    音 声:韓・中:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ


    韓国最大の犯罪組織ゴールド・ムーンの理事イ・ジャソンの指示で、港の沖合に浮かぶ船から裏切り者をコンクリート詰めにしたドラム缶が海中に落とされる。
    潜入捜査官として8年、ジャソンは企業化した組織の理事にまでなっていたが、もうすぐ潜入捜査は終わるという上司のカン課長の言葉を信じ、その日が来ることだけを待っていた。
    そんなある日、組織の会長ソク・ドンチュルが謎めいた交通事故で急死。
    組織の実質N0.2チョン・チョンと亡き会長の右腕だったイ・ジュングの後継者争いが始まる。
    この事態を察知したカンは、ジャソンを動かして後継者争いに介入し、一気に組織を壊滅させることを画策。作戦は“新世界プロジェクト”と名付けられた。
    警察官へと戻る日を待ち続けていたジャソンは反発するが、組織への密告や家族への監視をちらつかせて迫るカンの言葉に従うほかなかった。
    一方、チョン・チョンは自分と同じ韓国華僑という出自を持つジャソンを“ブラザー”と呼び、自分の右腕としていた。
    警察と組織の間に挟まれ、葛藤を覚えるジャソンだったが、結局、カンとの連絡役シヌにチョン・チョンの中国行きの予定を伝える。
    中国へ向かう空港に現れたカンから組織の内情に関する資料を見せられ、協力を迫られるチョン・チョン。
    内通者がいると察知した彼はカンの申し出を拒否、中国の延辺から殺し屋たちを呼び寄せる。
    翌日、カンは殺人教唆および暴行等の容疑でジュングを逮捕。チョン・チョンとジュングの争いに火を放つ。
    チョン・チョンは中国から戻ると、カンをとあるスタジアムに呼び出し、調べ上げた情報と賄賂で、ゴールド・ムーンの後継者争いから手を引くようにと持ちかけるが、この提案はカン課長が拒否。
    チョン・チョンは早速、殺し屋たちにシヌを襲撃させる。
    チョン・チョンに呼び出されたジャソンは、人目につかない倉庫でドラム缶に詰められた瀕死のシヌを見せられ、言葉を失う。
    そんな中、引退状態の長老チャン・スギを会長に祭り上げ、ゴールド・ムーンを乗っ取れという新たな指令を受けるジャソンだったが、カンの真意が自分を組織に縛り付け、組織を意のままに繰ろうとしていることと知り、激しい怒りを覚えるしかし、カンの周辺を調べるために本庁情報課の資料をハッキングしたチョン・チョンが、すでに自分の正体に気づいていると知らされ、後戻りができなくなる…。

  • 二度目でようやく理解。ヤクザの世界の話じゃなくて義理人情の話なんだよな、しかもかなりハードコア、主人公の闇が濃過ぎる。本当に可愛がっていたジャソンを助けたことでチョンチョンは抗争を操作され命を落とす。ご丁寧にも警察として生きるのかヤクザとして生きるのかの選択肢までジャソンに遺していく溺愛っぷり。結局ジャソンは警察の正義ではなくヤクザの仁義を取って潜入任務と手を切った。過去シーンをラストのちょこっとしか見せないあたりニクい、もどかしさを喚起する映画は名作です。煙草咥えながらいい顔してんぞ。

  • 「インファナル・アフェア」「ディパーテッド」から連なる潜入捜査官映画、突発的に発生する暴力描写が情け容赦無く、韓国映画の面目躍如。

    【正体バレ=即、死】な世界で、秘密がバレるか、バレないか…ヒリヒリする緊張感に息を飲む。『生き残りたい』そう願う主人公に共感しているうちに、視聴者観の正義・善悪に対する価値観までもが麻痺してゆく演出が見事!

    生き馬の目を抜く、ヤクザ社会でのし上がった主人公の空虚感、ラストの倒置演出には男泣きだった!!

  • 素直に、面白かった!

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