愛と青春の旅だち [DVD]

監督 : テイラー・ハックフォード 
出演 : リチャード・ギア  デブラ・ウィンガー 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.80
  • (4)
  • (6)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 46
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113829939

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  これもまた,邦題と原題との違いが気になる映画だ。
     邦題の「愛と青春の旅立ち」というのは,なんとも,直接的な言葉なので「青年の男女が自立していく映画なんだろうな」と予想させるが,原題の原題の「An Officer and A Gentleman」は直訳すると「一人の事務員と一人の紳士」となって,これがなんだかよくわかんない。
     で,あるレビュー子によると,
    ネイティブ的には「一人の士官と一人の軍曹」が正しい日本語訳
    だということらしい。
     ということは,あの軍曹がとても大切な存在に思えてくる。
     確かに,この映画のよさは,あの軍曹の「本気の愛」にありそうだ。一見鬼軍曹に見える彼の,言葉づらでは現れない「士官学校生に対する愛(それはたぶんUSAへの愛国心につながっているのだろうが)」が,伝わってきて,とても心が温まる。特に,最後の1人1人と挨拶する場面は,いい。
     こうなってくると,もうひとつの流れである「若い男女の関係」は,付け足しのようなものじゃないかとまで思えてくる。そうそう,友情も描かれているが,これもまた気持ちのいい内容だ。

     それにしても,邦題ってなんでこんなんだろう。
     昔は,よく曲名にも邦題があったよなあ。
     たとえばビートルズの曲でも「涙の乗車券」「悲しみはぶっとばせ」「夢の人」(アルバム『HELP』より)なんてね。だれが考えてつけるんだろう。原題のママでいいと思うけど。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×