人を動かす「文章術」 機能的に情報を伝えるための実践スキル (PHPビジネス新書) [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 【内容】
    論理的な文章というだけでは人は動かせない。人を動かし成果を出すためには「仕事文」であることは必要。
    仕事文であるためには
    1 書き手の主人公は誰か(WHO)
    2 読み手は誰か(WHOM)
    3 何を語っているか(WHAT)
    4 どんな方法(特徴)か(HOW)
    5 それはいつか(WHEN)
    6 どんな文脈(背景)か(CONTEXT)
    といった内容を書く文章の種類に応じて使いながら構成する必要がある。
    仕事文とは、成果を出せるかどうかが重要で、美しい文章である必要はない。下手でいい。
    文章技術は3割、残りの7割は文章を書く背景の整理が重要。
    【得たもの?やってみること】
    以下のことを気にしながら文章を書く。
    ・文章は名詞を中心に短かくする。
    ・1つの文章で句読点は2つまで
    ・修飾句は2つまで

    800字エッセイをかいてみる。
    起承転結で書く200文字を目標にして、エッセイをかいてみる。(ブログへ投稿する)

    【感想】
    いいことがかいてありそうだが、いろいろなことをつらつらと書いている印象があり、拾い読みでは読みづらい。
    内容の6つの項目も秘伝の6として紹介しているが、個々の内容が一般的に言われているものとどこがちがうのかわかりづらい。
    とにかく、構造を気にしながらたくさんの文章を読んで、書くしか文章力を鍛える術はないとの結論にいたった。

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著者プロフィール

編集者・作家。1968年横浜市生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。高野山大学大学院修士課程密教学中途退学。就職情報会社を経て、出版社へ転職。書籍編集長を経て独立。
書籍編集に従事するなかでビジネス書から音楽書、科学書、写真集など幅広いジャンルを手がけ、10万部を超える異色の作品を数々送り出した。専門は、国語力と仏教。
主な著書に『怒らない働き方』(新潮新書)『ブッダと始める 人生が全部うまくいく話』(三笠書房)『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー21)『22歳からの国語力』(講談社現代新書)などがある。

「2014年 『空海ベスト名文 「ありのまま」に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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