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感想・レビュー・書評
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エログロな奇想によるろくでもない伝奇偽史。モンゴル馬とは一体?偽史モンゴルはその後? そういう事に何も答えず好きなように話が進むのはいいことだと思いますが、好奇心の引かれるところではある。
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なんじゃ、これは。「超動力」を軸に紡がれる架空の世界史。チンギス・ハーンのモンゴル制覇から、バスコ・ダ・ガマのインド航路開拓、産業革命、そして第1次世界大戦まで。それらの全てに"モンゴル馬"と呼ばれる「超動力」が大きな存在として関与するという一種の偽史。超動力がそれらしい姿をしているのなら典型的なSFになったのだろうけど、これがまた斜め上を行くをゆく造形のため、なんとも独特な雰囲気に仕上がっている。壮大な馬鹿話なのか、真面目なSFファンタジーなのか、その捉えどころのなさが魅力のひとつ。
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