賢者の弟子を名乗る賢者1 (GCノベルズ) [Kindle]

  • マイクロマガジン社
3.24
  • (1)
  • (6)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 54
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896374650

作品紹介・あらすじ

VRMMO『アーク・アース オンライン』で、九賢者の一人という渋い召喚士「ダンブルフ」としてロールプレイしていた咲森鑑(さきもり・かがみ)は、プレイ中の寝落ちを境にゲームが現実となった世界へ飛ばされてしまう。しかも、老練な賢者の姿ではなく可憐な少女の姿となって…。このままでは築き上げてきた賢者の威厳が失墜してしまう!そう考えた咲森鑑ことダンブルフは、賢者の弟子「ミラ」と名乗るのだが-。美少女転生冒険ファンタジー、華麗に開幕!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • リアルが既にVR社会になってる近未来。
    MMO爺様キャラ継続課金時、遊び心で幼女キャラメイク中に猛烈な眠気で寝落ち。
    目が覚めたら30年後のゲーム内、しかも幼女キャラのままログアウト出来なくなっていた。

    主人公がVR世界から出られない事に焦らないのが不思議な感じだけど、そもそも食事や生理現象以外全てをVRで行う近未来設定なので、ソコは疑問に思ってはいけない感じ。
    山道や草原を歩く事にすら新鮮さを感じている主人公でSFっぽさもある。
    そういうのが好みな人にはハマる作品かも。

    謎が多く伏線だらけで終わる1巻でした。

  • 連載当時からweb版で読み続けていましたが、今回書籍を購入し読み始めることにしました。
    本作はダンブルフという初老の容姿をしたキャラクターを使ってアーク・アース・オンラインとうMMORPGをしていた主人公が、ある課金アイテムをキャラクターメイク機能で理想の美少女キャラを作成して遊んでいたところ、突然意識が途絶え、アーク・アース・オンラインの世界へ美少女の身体で転生してしまうところから物語は始まります。

    あらすじからわかるとおり、本作はVRMMO系の異世界転生ものですが、他の作品とは違い、転生した世界にはある日付にログインしていたプレイヤーたちの多くがVRMMOのときの身体と能力をもって転生しており、異世界には多くの元プレイヤーが存在しています。もちろん、NPCや世界観もゲームのときと同様の為、VRMMOだったときの知識や経験がそのまま活かせる世界になっています。

    VRMMO時代、主人公はプレイヤーたちが建国したアルカイト王国で九賢者という役職に付いていた。そこでこの世界にもアルカイト王国が存在していること、王国の王は元プレイヤーであったソロモンであることを知った主人公はソロモンの元へ訪れるが、そこで主人公は、転生をした世界は自分の知っているVRMMOの世界から30年のときが過ぎていること、九賢者のうち7人がこの世界に来ていることは判明しているが行方不明であることを知る。
    そこで主人公であるダンブルフが30年ぶりに現れた姿が、老人の姿ではなく美少女であり、その美少女の姿が国民に一切認知されていないという点から、すぐに九賢者として戻ることが難しいと考え、主人公はダンブルフの弟子、ミラと名乗ることを決め、将来的にダンブルフの弟子として九賢者の地位を引き継ぐことを決める。
    そしてミラは行方不明の九賢者を探すため、各地を巡ることを決める。それと並行してソロモンからの依頼をこなしながら、その旅の過程で自分と賢者の弟子という肩書きを広めることを決める。

    ──というのが本作のおおまかな物語であり、タイトルである「賢者の弟子を名乗る賢者」となる理由でした。
    このような形で今後物語が進んでいくのですが、面白い点として何よりミラが可愛い点ですね。
    中身は男なんですが、言動が老人であるということもあり、のじゃろり感満載のキャラクターになっています。
    元々老人キャラをロールプレイしていたこと、あまり主人公がガッつく性格じゃないということもあり、美少女化しても違和感ないということもありますが。

    他にも、わしTUEEEな圧倒的な強さ、街を巡るという物語の流れからスローライフ的な要素があり、なろう系作品で人気な要素がしっかりと組み込まれており、最初から最後までしっかりと楽しむことができました。

  • よくある、VRMMO異世界もの。少女に転生って所が物珍しかったんで読んでみたが、文章力はかなり低い。なろう系の中では中の下くらいの文章かもしれないけど、まあヘッタクソだと思う。
    もうちょっと読んでみるか。
    設定は嫌いじゃないんだが文章が壊滅的にひどいな。中学生の作文というか、ノートに書き殴られた稚拙な小説を読んでいるような気分だ。
    作者の力不足は仕方がないとしても、俺が許せないのはこのレベルで出版してしまう編集や出版社の方なんだよね。
    ちょっと修正して上手な形に推敲してあげればずっとマシな作品になるだろうに、素人作家に丸投げして社会へ半端な作品を垂れ流す出版社の姿勢が気に入らない。
    いずれにしても見るに耐えない文章なんで最後まで読むのは難しいかもしれない。
    せめてこの作品の魅力が見えてくるところまでは読みたいが、、。。
    ・・・流し読みしながら先の方まで進めてみたけどやっぱ詰まんねーわー。
    他に読みたい本はいくらでもあるし、イラネ。

全3件中 1 - 3件を表示

りゅうせんひろつぐの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×