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感想・レビュー・書評
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起業家のように企業で働く
著:小杉俊哉
「起業家」マインドが必要なのは、ベンチャー経営者だけではない。企業で働くにしても「起業家」のように考え、働くことが必要である。
本書は以下の6章から構成はされている。
①君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか
②志をもつ
③起業家のように仕事をするうえでやるべきこと
④大きな仕事は企業でこそできる
⑤転機をつくる
⑥企業内で勝っていくためのスキル
「起業家」の方にはない、会社勤めが持つメリット。
属している企業の看板や資本の恩恵を受けながら仕事ができる。そして本書でいう「起業家」のように働くことが出来れば、効率よく多くの手順を省いて多くのことにチャレンジができる。
企業という枠の中ではもちろん課されたタスクを行うことは必要であるが、成果を出すプロセスにおいては1から10まで決められているわけではない。考えようによってはそこでどれだけ「起業家」マインドを持ちながら取り組むか、もしくはしっかりと成果を出しながらプラスアルファで「起業家」マインドを用い、組織に貢献していくかが肝となる。
自己の成長と長期的な展望があってこその働き方かもしれないが、どちらが楽しいかは明白である。苦しくても楽しく明るい方を選択し歩んでいきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小杉俊哉著「起業家のように企業で働く」クロスメディアパブリッシング(2013)
*1人でやった方が経済的価値を生むことを会社でやる必要ない
*言った、言わない、というのがあるが重要なのはいったかどうかではなく、相手につたわったかどうか。メラビアンの法則。言語情報7%、視覚情報(声、速さ、大きさ)38%、視覚情報(見た目、ジェスチャー、姿勢、表情)55%
*自分の体は食べるものでできあがっているように、自分の心は発する言葉でできあがる。
*世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めた時が失敗である。成功する秘訣は成功するまでやる。