本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (276ページ)
感想・レビュー・書評
-
各国語に翻訳され話題の小説、『僕の妹は漢字が読める』のかじいたかし先生の新作。テンプレラノベと思わせておいて各所ににじみ出る妹(ただし義妹)への愛情とフェティシズム感からたしかに妹漢の作者と分かる。
ただし、その後約3年になるも続編は出ず…。
商業出版として十分な品質だけど、人気作となるための要素が今一つ足りない感じなのがつらい。
後書きによると作者はいろいろ頭のおかしい企画を出しているらしいのだが、「常識的」な編集者がことごとく没にしているとのこと。なんというか、貴重な才能がうまく活かされていない感がもどかしい。
とはいえ、先生はどう考えても兼業で、本業もかなり多忙ではないかと推測している。大句の捕食衝動のごとく、いずれライトノベルを書きたい欲求が爆発するであろうから、そのときまで新作を楽しみに待つことにする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示