本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (299ページ)
感想・レビュー・書評
-
鎌倉殿の13人で源実朝ファンになった人は必読書だろう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小倉百人一首でも鎌倉右大臣として知られ「文弱の貴公子」「鶴岡八幡宮で暗殺された悲劇の将軍」のイメージが定着していますが『吾妻鏡』から解き放たれた復権の書です。実朝の誕生、頼朝最盛期である征夷大将軍就任の年から始まり、頼家の悲劇、北条氏の専横、後鳥羽上皇との関係、暗殺の背景を解説します。著者は「そもそも御家人たちからすれば、必ずしも頼朝家の家督が鎌倉殿を継承する必要はなかった。~貴種であれば誰でもかまわないと認識していた可能性がある」と語り非常に頷けます。鍵は河内源氏嫡流の貴種性は高くないこと(2014年)
全4件中 1 - 4件を表示