源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍 (講談社選書メチエ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉殿の13人で源実朝ファンになった人は必読書だろう。

  • 小倉百人一首でも鎌倉右大臣として知られ「文弱の貴公子」「鶴岡八幡宮で暗殺された悲劇の将軍」のイメージが定着していますが『吾妻鏡』から解き放たれた復権の書です。実朝の誕生、頼朝最盛期である征夷大将軍就任の年から始まり、頼家の悲劇、北条氏の専横、後鳥羽上皇との関係、暗殺の背景を解説します。著者は「そもそも御家人たちからすれば、必ずしも頼朝家の家督が鎌倉殿を継承する必要はなかった。~貴種であれば誰でもかまわないと認識していた可能性がある」と語り非常に頷けます。鍵は河内源氏嫡流の貴種性は高くないこと(2014年)

  • 半分読めた (´・ω・`)図書館に返すか

    金槐和歌集に残された歌と、歴史の相互関係を詳らかにする意欲作だが、悲しいかなアタクシに和歌の素養がないため苦戦しており、一旦あきらめるwww

    実朝誕生は8月9日
    10日より祝いが始まり
    20日は御家人による弓矢勝負
    10月19日は場所を変えて祝い
    11月29日に時政が差配する儀でひと段落

    どれだけ嬉しかったのやら 

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著者プロフィール

創価大学教授
著書・論文:『源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍』(講談社メチエ、2014年)、『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』(中公新書、2018年)、「中世前期の文化」(『岩波講座 日本歴史』第6巻中世1、2013年)など。

「2020年 『乱世を語りつぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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