起業家はどこで選択を誤るのか ― スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ [Kindle]

  • 英治出版
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (726ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  自分は実際に起業を目指しているわけではないので、参考になる部分は一部分だけだった。

     しかし、実際の起業家にとってはどのようにコントロールとキャピタルのバランスをとるのか(とりたいのか)について事前に知っておくべきジレンマを学習することができる。コントロールを握り続けたいのか、それとも資産を増やしたいのか起業家は自分の子供のような会社の行く末について姿勢を明らかにしなければならない。

     自分にとってのヒントになった部分は、たとえ新規スタートアップであっても企業を形作る前に既に存在した人間関係によって、組織文化なりコードが影響を受けるという点。つまり企業の再編時にも元の人材を流用すると、元の組織のコピーができてしまうということが想定されるのである。


全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

ハーバード・ビジネススクール教授。10年以上に渡り起業家の決断がもたらす影響ついて調査。ハーバード・ビジネススクール優秀教職員賞、米国経営学協会イノベーション教育賞を受賞するなど高く評価され、自身が担当するMBA科目「Founder's Dilemmas」が、全米トップ10の「アントレプレナーシップ・コース」の1つに選ばれた(インク誌)。また2000年からは、米国、中国、英国、インドなどのテクノロジーとライフサイエンス分野のスタートアップを調査するコンプスタディ(CompStudy)を率いる。ハーバード大学博士、HBS経営学修士。

「2014年 『起業家はどこで選択を誤るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ノーム・ワッサーマンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×