問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術 [Kindle]
- 英治出版 (2014年3月6日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (512ページ)
感想・レビュー・書評
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how思考になっては、いけない
なぜなぜを考える
いろんな角度から検討してってこと
繰り返し読まないと理解できないなと思った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
WHERE →WHY→HOW
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どこに問題があるのか(where)、何が真因なのか(what)、どのように解決するのか(how)という一連の問題解決がわかりやすく具体的に解説されていてとても勉強になった。
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読了。問題解決のステップを、ストーリーと解説で説明してくれて大変読みやすかった。やはりストーリーや例があると理解しやすい。次は、この手法を活用できるようになろうと思う。
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問題解決の思考の技術・実行の作法について書かれている本。既に知っている内容も多かったが、例題などもあり、より理解を深める事ができた。
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1日1章くらいのペースで読んで、その日の業務で各章に書いてることを意識してみた。
ソフトスキル本は読んで終わりじゃなくて、時間をおいて自分の業務に落とし込めてるか確認する作業は必要だなと思った。
特に印象深かったのは、問題の範囲を見間違えないこと。
ついつい自分の業務範囲ばかりでKGIKPI等考えてしまうけど、少し視野を広げてみたら全く別のアプローチがあるなあと思った。
問題の範囲を広く見ることで上司目線になる=評価UP仕事任せられる等いいことありそうと思った。
んで、この本はあるべき姿と現状のギャップを課題と定義してるけど、これは「課題」という言葉に関して自分なりの意見。
課題という言葉、ムズムズするんだよなあ。曖昧な言葉すぎる。文脈によって、現状にも解決策にも目的にも仕事にもなる。
こちらが課題という言葉使うと、聞き手によって解釈変わる。
ただ、話し手が「課題」を使うときもあるため、それが何を指しているかは認識する必要がある。
そして相手が「課題」という言葉を使った文脈で、自分も「課題」を使うことは良しというか、むしろコミュニケーションを円滑に進める上で大切なこと。
その瞬間瞬間を柔軟に対応するために、自分の中で「課題」という言葉を定義することは控えようと思った。 -
問題には「発生型」と「設定型」がある
〇発生型
・誰が見ても明らかにわかる問題
・原因追及により再発防止
〇設定型
・あるべき姿に照らし合わせて初めて解る問題
・あるべき姿の設定による問題認識が重要 -
電化製品会社のDVD製造部門を立て直すコンサルタントを本書に主人公に見立てて、お手本としてのトヨタの事例を交えつつ、問題解決の基本的フレームワークから、会社の事業部門をまたいだ問題解決のタスクフォースをどのように機能させていくかを説く。
KPI(KGI)を特定するのは仮説(Plan)をどうたてるか?と同義だ。その仮説をどう実行(Do)していくか、その実行をチェック(確認、検証)とはどういうことか、カイゼンの勘所は?PDCAのひとつひとつを丁寧に解説している。 -
途中で読むのをやめてしまった。
問題は絞り込んで分析してよい、という個所は読んだ。
Where→問題がどこにあるのか
Why→その問題の原因は何か
How→ではどうすれば良いか
の3ステップで考える
■どこどこ分析
問題は必ず最初に絞り込む
売り上げが下がっている
→首都圏の売り上げが下がってる
→首都圏の男性の売り上げが下がってる
→首都圏の三十代男性の売り上げが下がってる
絞り込んでいいのか?
→細分化した問題の着実な解決を何度も繰り返すのが問題解決の定石だから良い
問題を絞り込んだ後は必ず合意を取り付けておく
■なぜなぜ分析
なぜを五回繰り返す
共通言語化して、それぞれが強い社員で考える -
問題解決なんて実際には難しいとは思うが、まずは身近で上手くいかないことやもう少し良くしたいなと思っていることに取り入れてみたい。
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闇夜の鉄砲、目先のもぐらたたき、痛い…
どこで問題が起きているのかを特定することの重要さ、わかっているようでわかっていないと思う。
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当たり前のことだけど、実際出来ていないときも多いなーと読んでいて改めて感じました。もう何度か読み返してみたいです。
① 問題の所在を明らかにする(Where)
② その真の原因を突き詰める(いわゆる「なぜなぜ」)(Why)
③ 原因に対してより効果的な対策を打つ(How) -
ストーリー仕立てで判り易い。
繰り返して読んで理解を深めたいところではあるが、
ページ数が多いので、もう少し簡潔なバージョンも
あっても良いのではないかと思う。 -
これまで読んだ問題解決の本の中でも群を抜く良書。全てが網羅、構造的に整理されており、さらに実務視点で書かれている。事業会社の人は必読
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小池
・今の自分の課題(具体的に!)
週報がなくなりFBをして自身のノウハウにつなげる機会が少なくなった。
企画に異動して、whereの切り口がまだ少ないのと、打ち手の幅を広げる必要がある(発想力とあわせて強化が必要)
・本から学んだ解決方法
人には思考の癖がありそれを理解することでFBがしやすくなる。
①HOW思考
②コインの裏返し
③原因の決め打ち
④分析屋
⑤ぶつ切り
⑥問題解決思考
また、whereの切り口を増やしていく意味でも月に一度自分が担当している領域を数字から振り返る日をつくり時間をとる習慣をつける。
・今日からの行動を、どのように変えるか。
時間を入れる。そして振り返る項目も設定し直した状態で7月以降走れる準備をする。
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倉本
・今の自分の課題(具体的に!)
物事を俯瞰的にみて考察や意志決定のための分析ができていない。仮説があっても、結局はHOWの打ち手が先にあって、そこに繋げようと分析をしている。仮説の裏づけになるwhereの切り口が少なく、深堀も弱い。
・本から読んだ解決方法
日本語そのものがそもそもロジカルではない。なぜ?という問いに対しても回答が論拠と原因の2つに別れる。ここを理解する。
論拠:問題が問題といえる理由「for」
原因:問題が発生してしまう理由「because 」
原因を突き止められていない「コインの裏返し」に陥らない。
where why howの順番で進める
〈深く 〉掘り下げる ① W H E R Eで絞り込んだ問題から掘り下げる ② 「なぜ 」を繰り返す ③論理の飛躍に気をつける ④打ち止めになるまで掘り下げる 〈広く 〉掘り下げる ⑤もれなく幅広く可能性を考える 〈正しく 〉掘り下げる ⑥事実で確認をする ⑦正しい日本語で掘り下げる ⑧ 「自分を主語 」として掘り下げる
因果の構造図を書いていく際に 「この原因はこれ 」 「さらにその原因はこれ 」といった具合に掘り下げをしていくが 、その一つひとつの原因が 「本当に事実なのか 」を確認する必要がある 。すなわち 、直接詳しい人の話を聞いたり 、実際に自分で見に行ったりして 「本当に間違いない 」と確認することだ 。 「事実で確認をしていない 」状態というのは 、 「たぶんこうではないか 」という自分の曖昧な記憶や推測をもとに掘り下げている状態を指す 。
まずは 「事実 」だけでなく 、推測なども含めて 、幅広く原因の可能性を考えることから始める。そのうえで 、ある程度発想が広がったら 、結論に影響が出そうな重要な箇所について一つひとつ 「事実 」であるかどうかを確認し 、 「事実 」であった箇所についてさらに原因を深く掘り下げていくという手順を取るとよい。このような手順でおこなえば 、効率的に高い確率で真の原因へとたどり着くことができる 。
・今日からの行動をどのように変えるか
週報を上記に沿って記載する。
「本当に事実なのか」を確認する前に、幅広く原因の可能性がないかを、紙に書いて整理する。その後事実をみにいく。
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>吉岡
・今の自分の課題(具体的に!)
①上位役職者とのコミュニケーションがうまくいかない
②たくさんある情報をうまく問題特定に使えていない
・本から学んだ解決方法
①上位役職者や現場と、問題の箇所がずれていないか前提の認識のすり合わせを行なう
自分は担当だからこそ問題意識もあり考えているが、他の人はそうではない。
きちんと議論をする、承認をもらううえで、ここのすり合わせを怠らない。
②必要な情報をあらかじめ整理しておく
問題分析しながら情報を集めるのではなく、事前に切り口を洗い出しておく。
・今日からの行動を、どのように変えるか。
①ある程度すりあっているであろうという状況でも、mtgが離れると認識が薄れるので毎回簡単に要点をすりあわせる。(特に、上位役職者は1週間離れると忘れているため)
②必ずおさえるべき情報と問題ごとに収集する情報をあらかじめ整理しておく。
特に、必ずおさえるべき情報はどこで情報が得られるのかも把握しておき、スピード感をもって問題分析できるようにする。
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>木積
・今の自分の課題(具体的に!)
①HOWから入ってしまい、whereがないもしくは直感で特定してしまう
②俯瞰して見ることが苦手
・本から学んだ解決方法
■HOWから考えずにWHYの繰り返し・WHEREをできる限り多く出してみて患部を知る。
・今日からの行動を、どのように変えるか。
自分の勘でwhereを特定もしくは飛ばしてしまうことがあるので根拠となるデータを持つこと、whereをたくさん出すように気をつける。
図や絵で全体像を考えるようにする。-
・今の自分の課題(具体的に!)
物事を俯瞰的にみて考察や意志決定のための分析ができていない。仮説があっても、結局はHOWの打ち手が先にあって...・今の自分の課題(具体的に!)
物事を俯瞰的にみて考察や意志決定のための分析ができていない。仮説があっても、結局はHOWの打ち手が先にあって、そこに繋げようと分析をしている。仮説の裏づけになるwhereの切り口が少なく、深堀も弱い。
・本から読んだ解決方法
日本語そのものがそもそもロジカルではない。なぜ?という問いに対しても回答が論拠と原因の2つに別れる。ここを理解する。
論拠:問題が問題といえる理由「for」
原因:問題が発生してしまう理由「because 」
原因を突き止められていない「コインの裏返し」に陥らない。
where why howの順番で進める
〈深く 〉掘り下げる ① W H E R Eで絞り込んだ問題から掘り下げる ② 「なぜ 」を繰り返す ③論理の飛躍に気をつける ④打ち止めになるまで掘り下げる 〈広く 〉掘り下げる ⑤もれなく幅広く可能性を考える 〈正しく 〉掘り下げる ⑥事実で確認をする ⑦正しい日本語で掘り下げる ⑧ 「自分を主語 」として掘り下げる
因果の構造図を書いていく際に 「この原因はこれ 」 「さらにその原因はこれ 」といった具合に掘り下げをしていくが 、その一つひとつの原因が 「本当に事実なのか 」を確認する必要がある 。すなわち 、直接詳しい人の話を聞いたり 、実際に自分で見に行ったりして 「本当に間違いない 」と確認することだ 。 「事実で確認をしていない 」状態というのは 、 「たぶんこうではないか 」という自分の曖昧な記憶や推測をもとに掘り下げている状態を指す 。
まずは 「事実 」だけでなく 、推測なども含めて 、幅広く原因の可能性を考えることから始める。そのうえで 、ある程度発想が広がったら 、結論に影響が出そうな重要な箇所について一つひとつ 「事実 」であるかどうかを確認し 、 「事実 」であった箇所についてさらに原因を深く掘り下げていくという手順を取るとよい。このような手順でおこなえば 、効率的に高い確率で真の原因へとたどり着くことができる 。
・今日からの行動をどのように変えるか
週報を上記に沿って記載する。
「本当に事実なのか」を確認する前に、幅広く原因の可能性がないかを、紙に書いて整理する。その後事実をみにいく。2019/06/13
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2018/10/15
どこに問題があるか、を見定めていないと的外れになってしまう -
再読。人生は問題解決の連続よ、とはかの麗鈴舫の言葉だが、仕事然り、私生活然り、まさしく人生に必要なことが詰まってる。GAMPから優秀な経営企画を召喚したい。
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WHEREから始める重要性は分かったけど、まだまだ染み付いてないので、実践していきたい。仕事に再度ワクワクできそうな良本。