法律文書作成の基本 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 依頼者の説明が訥々としていると、つい介入して「それは要するにこういうことですね。」などとまとめたくなりますが、事案の全体像が語られる前にそれをすると、依頼者の説明する気力を阻喪させますし、人によっては自尊心が傷つけられて弁護士に対する反感を抱く原因にさえなりかねません

    最近、契約書に接する機会が多くなりました。知財法はほとんどできてきません。多分ですが、六法、つまり弁護士の領域です。

    OJTで実践を積みながらの業務対応です。知財法のように体系的に学べる機会がなく、周りの方に相談しながらとは言いつつも、場当たりで対応している感が強いです。

    今後も契約書周りの業務を継続するとして、このままでいいものかと、悶々としております。一方で、体系的に学習する場としては弁護士しか浮かばず、それにかかる時間と年齢を考えると、取り組みはかなり非現実的です。

    資格取得とまではいかなくとも、何か体系的に六法を学ぶ機会はないものでしょうか。関連しそうな本で独習は続けつつも、そういう機会がないものか、探していきたいと思います。

  • 主に弁護士が作成する法的文書に関する心得が分かる。日々の法務業務で触れる法的文書の位置付けや読み方を理解する上で参考になりました。

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著者プロフィール

弁護士(東京弁護士会)。1949年生。1973年東京大学法学部卒業、1977年ハーバード大学ロー・スクール修士課程修了(LL.M.)。1975年裁判官任官、東京地方裁判所判事、司法研修所教官(民事裁判担当)、最高裁判所調査官(民事事件担当)等を経て、1996年弁護士登録。司法試験考査委員(民事訴訟法、1988~1989年/民法、1990年)、新司法試験考査委員(2006年11月~2007年10月)、慶應義塾大学法科大学院教授・客員教授(2004年4月~2019年3月)。(2020年5月現在)

「2020年 『論点精解 改正民法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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