離婚してもいいですか? (コミックエッセイ) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 他所様の家庭を覗き見しているような気分になれる一冊。文字数が少なくてサクサク読めます。
    主人公の旦那さんが分かりやすく器の小さい人で、私はもっとあからさまに褒めておだてなくてはならないと思ったが、主人公が刺激するようなことをいちいち言ったりするのが気になりました。気に入らないことがあるとものに当たることも多く、よくこんな人と2人も子供を設けたなと思うと同時に、自分の夫が穏やかで優しくて良かったと思いました。子供さんの目の前で暴力沙汰のケンカも嫌だと思いましたが、よくあるケースなんだと思わされるリアルさがあります。

  • 結局、離婚を選ばなかった志保だが、夫が好きになったわけではない。自分勝手な夫だなあ、とは思うが、こんな男、結構いるかも。子どもが小さいころ、夫はパソコンで昔のアニメばっかり見ていたなあ、なんてことを思い出した。
    もちろん、夫は自分勝手ではないし、暴力も振るわない。それでも離婚ということを全く考えたことがないか、というと、やはり考えたことはあるのだ。
    人の嫌なところが、気になると、ずっと気になって、ますます嫌になる、ということはあると思う。

  • オチが期待していたものと違い、なんじゃそりゃと思ってしまった。それぞれの家庭に、それぞれの問題はつきものですね。

  • 結婚してもそれが幸せにつながるとは決して限らない。結婚してから起こる事象(子育ての苦労等)にどう受け止めるかが全てを決めるんだとおもった。改めて結婚はゴールではなくスタート何だと感じた。

  • 読んでてグサグサ来ました。
    心当たりがありすぎて…。
    幸せになるって結婚したはずなのに、周りはみんな幸せそうなのに、なんで私は離婚なんて考えるんだろうと思っていたけど、このマンガを読んでいると案外みんな通る道なのかもしれないと思えた。
    自分さえ我慢すれば、子供のため、他所から見たら良い旦那、決定打がない…すべて思い当たることかありすぎて、共感というかなんというか、心の奥深くでこっそり考えていたことをオープンにされた気分。
    でも、決して暗い気持ちになるようなマンガではなく、むしろ大丈夫!みんな同じなんだ!と前向きになれた。

  • エッセイ系漫画だけれどフィクション とってもリアルでとっても怖い 既婚者なら大半の人が身に覚えがある日常の小さな息苦しさが淡々とした絵と語り口で描かれている

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著者プロフィール

イラストレーター、漫画家。著作に『消えたママ友』『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』『離婚してもいいですか?』『離婚してもいいですか?翔子の場合』(KADOKAWA)など。 http://ameblo.jp/nohahiro/『野原広子のブログ』

「2023年 『赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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