クトゥルフ恐怖譚 チャールズ・ウォードの奇怪な事件 クラシックCOMIC [Kindle]
- PHP研究所 (2012年2月15日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』のコミカライズです。
プロヴィデンスの街が大好きなチャールズは歴史研究に余念がない青年でしたが、この地にいたとされる不老不死で不気味な男ジョゼフ・カーウィンを知ることになります。
この不可思議な伝説に没頭するあまり、彼の人格は変化していき人生は狂っていくのです。
さて、侍医であるウィレット博士は彼の良き理解者であろうと奮闘するのですが…。
漫画化によりスラスラと読了できる狂気の一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本作の原文を創元推理文庫で1985年以降購入して読んだが、詳細は覚えていなかった。
長編でこれも不気味な話。
主人公チャールズ・デクスター・ウォードが地元プロヴィデンスで過去を消されたジョゼフ・カーウィンに興味を持ち、血筋だったことも分かり、不思議な研究を引き継いでいく。
チャールズの主治医のウィレット博士がすべてを暴いていき、最後には呪文の速さで打ち勝つ。チャールズやジョゼフの狂気が描かれているのは怖いが、博士の勇気や聡明さに驚嘆する。
解説が他の作品のように途中にあるのではなく、最後にあるのは良い。ただその内容は詳細すぎてマニア向きだ。(2023.1.8)
※2023.1.4Kindle Unlimitedでレンタル開始、2023.1.7読了
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