日本の古代道路 道路は社会をどう変えたのか (角川選書) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (243ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 天武天皇の時代、律令国家によって作られた日本版「王の道」についての本。ローマのごとく、真っ直ぐで広い道がどこまでも続く。古代の日本にもそんな道があったのである。

    しかしながら例外があるとはいえ、その道の多くは土の下に埋もれてしまった。上で「ローマのごとく」と書いたが、その耐久性、持続性はローマの道に及ばない。道の作り方を見ても、手の込んだものではあるが、ローマのように敷石で埋めているわけではない。日本凄いと思う以上にローマの凄さを思い知らされた。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1966年生れ。現在、文化庁文化財部記念物課文化財調査官。 ※2015年1月現在【主な論文】平城京における宅地班給と居住者に関する予察(橿考研報告書131)

「2015年 『平城京の住宅事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

近江俊秀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×