私という運命について DVD-BOX

監督 : 瀧本智行 
出演 : 永作博美  江口洋介  宮本信子  森山良子 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.71
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111247742

感想・レビュー・書評

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  • 永作つながりで再鑑賞。

    ある女性総合職女性の運命の流転。最後は本当に切ないけど、運命や魂の存在を如実に感じさせてくれる。
    誰もが自分の運命と重ね合わせるのではないでしょうか。

    こちらも何とも切ないストーリーですが、やはり女性の強さ(主人公、義理の母、義理の妹)が光ります。
    でも、江口洋介もなかなか良かった。

    時代設定が1990年代とちょっとレトロですが、世代的にはOK。

    原作の内容がとても重厚なので、長編ドラマになったのだと思うけど、それでも描き切れないくらい原作の中身の濃かったということなのか、原作と異なる部分も多いです。でも、大枠やテーマは同じだし、この長編ドラマの描き方もすっきりしてて良かったと思う。

  • バブル入社の総合職女子社員の話
    バブル~中越地震までの時代を描いた作品で、阪神大震災は触れていなかった気が・・・。

    その第二弾があったらどんな話になるのかな?
    平成・令和未だ明るい兆しが見えないから・・・

  • Amazonプライム視聴

    自分で選択を重ねる。
    人生とは選択の積み重ね。
    時にもどかしく、はがゆく、切なくもなるけれど、
    自分の人生を歩むとは、とてもシンプルなことなのだ。
    一歩、一歩、踏み出すにつれ、自分の輪郭がはっきりとしてくるのかもしれない。

    永作博美の鏡を覗き込む仕草と表情に唸った。歯磨きのシーンは良かったな。
    みてよかった。

  • 見応えあった~。ほとんど大河ドラマを観終わった気分。
    BGMにいつも流れていたピアノ曲も切なくて美しくてよかった。
    紆余曲折を経てやっと結ばれた二人なのに、癌も克服できて赤ちゃんも授かった矢先に…。
    仕事に行く時の見送りシーンで、あ、これ絶対死ぬなとわかったよ。
    安産祈願をした神社の天井が落ちて(地震で)死ぬなんて。
    4歳くらいの息子が歯磨き粉を服に垂らしてして磨くシーン、”だから付けすぎなんだって”て笑いながら号泣するシーン、私も一緒に泣けた。

    監督 : 瀧本智行
    脚本:岡田恵和
    出演 : 永作博美 江口洋介 宮本信子 森山良子  三浦貴大 塩見省三 太田茉菜 池内博之
       

  • ものすごく、すごくよかった。
    文章でもじっくり読みたい。
    文章で読んで、言葉を汲み取りたい。
    そんな作品だった。

    久しぶりに、本や映画で泣いた。

    未来のわたしが今のわたしを切り取ったら、どう表現するんだろう。
    今のわたしは、過去を切り取って言葉に出す作業をしている。
    それは、偽ったりごまかしてきた言葉ではなく、心の底にあった気持ちを、吐き出す作業。

    多分、いや予想なんてとても無責任だけど、でも、すごく大事な時間を過ごしているんだと思う。

  • 二人がモンブランのボールペンを色違いでプレゼントし合い「ボールペンに5万ってちょっと高すぎないか」と言っていたシーンをもう一度見たくて鑑賞。第4話でやっと出てきた。5万ではなく4万だったが、それでも十分高い。シーンの設定は1990年頃だがドラマ制作は2014年なので、この頃にまだバーガンディのボールペンがあったのなら買っておけばよかったとしみじみ。ドラマの内容は、女性が働く難しさがよく出ていて色々考えさせられた。

  • WOWWOWドラマを観る。
    秀逸
    永作博美さんの良さが出ている。

  • 一人の女性の人生の選択。恋愛、家族愛etc。。。
    恋愛物とかお涙頂戴みたいなのは
    うがった見方をしちゃうので苦手なほうなのですが、
    これはなんだかすっと入ってきた感じ。
    演技がうまいからなのか、演出のせいなのか。。。

    色々な出来事に翻弄されて苦しかったり、うれしかったり、でも不幸せな感じはしないっていうか。。。

  • 何度も繰り返し観るような作品ではないけれど、
    ぜひ1度は観賞を勧めたい映画。
    とにかく、すっごく重くてすっごく濃いです。
    一つ一つのシーンに心ががっつり揺さぶられて、
    ついつい息をとめて観てしまっていた感じ。
    1時間しか観てないのに、もう1ヶ月も過ごしたんじゃないか、っていう時間のゆがみを体感します。

    原作は小説とのこと。
    フィクションだけれど、実際の出来事を余すところなく物語の中心部分に当て込んでくる構成に脱帽。

    主演は永作博美と江口洋介だけど、私は宮本信子を強く推したい。
    伊丹十三作品でのチャキチャキした「おばちゃん」的な印象が強い方ですが、
    本作では、言葉よりもしぐさや表情で何十倍も語る、とても味と深みのある演技をされていました。
    前からも好きだったけど、益々ファンになった。

    カメラワークも一つ一つが画になるほど素敵でした。
    この監督の作品をまた観たいなと思っています。

  • 当たりばかりのWOWOWドラマ、岡田惠和脚本、白石一文原作、永作博美、江口洋介、宮本信子、これだけ好きな人の名前が並んでいたら、観ずにはいられない。90年代から始まるお話、映像で徹底的に90年代を再現、懐かしい風景だ。運命は間違えたら戻ってくればいい。ひとときの感情で運命を選ぶものではない。宮本信子の存在感は圧倒的だ。魂に響くドラマに出会った。

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