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- / ISBN・EAN: 4988111247742
感想・レビュー・書評
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自分で選択を重ねる。
人生とは選択の積み重ね。
時にもどかしく、はがゆく、切なくもなるけれど、
自分の人生を歩むとは、とてもシンプルなことなのだ。
一歩、一歩、踏み出すにつれ、自分の輪郭がはっきりとしてくるのかもしれない。
永作博美の鏡を覗き込む仕草と表情に唸った。歯磨きのシーンは良かったな。
みてよかった。
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ものすごく、すごくよかった。
文章でもじっくり読みたい。
文章で読んで、言葉を汲み取りたい。
そんな作品だった。
久しぶりに、本や映画で泣いた。
未来のわたしが今のわたしを切り取ったら、どう表現するんだろう。
今のわたしは、過去を切り取って言葉に出す作業をしている。
それは、偽ったりごまかしてきた言葉ではなく、心の底にあった気持ちを、吐き出す作業。
多分、いや予想なんてとても無責任だけど、でも、すごく大事な時間を過ごしているんだと思う。 -
二人がモンブランのボールペンを色違いでプレゼントし合い「ボールペンに5万ってちょっと高すぎないか」と言っていたシーンをもう一度見たくて鑑賞。第4話でやっと出てきた。5万ではなく4万だったが、それでも十分高い。シーンの設定は1990年頃だがドラマ制作は2014年なので、この頃にまだバーガンディのボールペンがあったのなら買っておけばよかったとしみじみ。ドラマの内容は、女性が働く難しさがよく出ていて色々考えさせられた。
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何度も繰り返し観るような作品ではないけれど、
ぜひ1度は観賞を勧めたい映画。
とにかく、すっごく重くてすっごく濃いです。
一つ一つのシーンに心ががっつり揺さぶられて、
ついつい息をとめて観てしまっていた感じ。
1時間しか観てないのに、もう1ヶ月も過ごしたんじゃないか、っていう時間のゆがみを体感します。
原作は小説とのこと。
フィクションだけれど、実際の出来事を余すところなく物語の中心部分に当て込んでくる構成に脱帽。
主演は永作博美と江口洋介だけど、私は宮本信子を強く推したい。
伊丹十三作品でのチャキチャキした「おばちゃん」的な印象が強い方ですが、
本作では、言葉よりもしぐさや表情で何十倍も語る、とても味と深みのある演技をされていました。
前からも好きだったけど、益々ファンになった。
カメラワークも一つ一つが画になるほど素敵でした。
この監督の作品をまた観たいなと思っています。 -
当たりばかりのWOWOWドラマ、岡田惠和脚本、白石一文原作、永作博美、江口洋介、宮本信子、これだけ好きな人の名前が並んでいたら、観ずにはいられない。90年代から始まるお話、映像で徹底的に90年代を再現、懐かしい風景だ。運命は間違えたら戻ってくればいい。ひとときの感情で運命を選ぶものではない。宮本信子の存在感は圧倒的だ。魂に響くドラマに出会った。