Number(ナンバー)871号 ジャパンクライシス 日本サッカーはなぜ弱くなったのか? (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 文藝春秋 (2015年2月5日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910268530255
感想・レビュー・書評
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アジアカップで負けるとはね。あの試合は1/10が当たってしまった試合だとは思いますけども。
とにかく試合の入りが悪すぎる。あとは、サイドに固執しすぎ。
そして、一番の問題は長身FWの活かし方がとにかく下手。豊田どうこうでなくてね。パワープレーが日本代表は下手だと思います。でかいFWで何でもいいから得点するなら、キック&ラッシュでいいと思うのに、決定的なことをしようとするから、上手くいかない。
パワープレーは数打ちゃ当たる、と思ってるんですけどね。
アギーの目論見としては、ザックからの引継ぎでアジアカップは、それなりの成績(ベスト4)は固いと踏んでいたのかな、と。その後から、自分の色を出していくつもりだったかな、なんて思ってます。
画餅だったんですがね。
なぜ弱くなったのか?でなくて、成長速度が緩やかになったところに追いつかれてきた、という感じでしょうか。日本は、アジアでTOPの強さを誇れるところまで来ています。この先、世界で強豪に食いつく強さを得るには、何らかのブレイクスルーが必要。そこが得られないで、もたついている間に、引き離したところが追いつき始めたというだけ。
大きくジャンプするための、助走期間。
大事なのは、追い越されてぶっちぎられないことですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あえて失敗ということを鮮明に出し掘り下げている。
出版されるときには監督は辞任。 -
表紙は香川の沈む表情で、アジアカップの特集かと思いきや
ファースト記事は、全豪でベスト8進出した錦織くん。
Numberも代表神話もだいぶ崩れてきたのかな。
サッカー日本代表をテーマにするだけでは部数は伸びなくなってきたということでしょうか。
まさに代表もサッカー関連の雑誌も今が過渡期。
今号もアジアカップの敗戦分析に終始していますが
発売直前にアギーレ監督も解任されてしまい、
アギーレ監督の采配を問う内容は全く意味をなさなくなってしまった。
Number にはできればこういう他のサッカー雑誌がやっている分析ではなくて
読み物としてしっかりと読める雑誌を目指してほしいなぁ~とあらためて思いました。
でもダイジェストは月2、マガジンは月1発売になって
読み物としてもかなり充実してきたので
Numberにもあせりがあるかもしれませんね。
とりあえずこの1年は定期購読を申し込んでいるので
Number、じっくり読ませてもらおうと思います。 -
2015/2/5 近所のコンビニで購入。
2015/2/6〜2/17
表紙は香川でアジアカップがメインのはずであるが、巻頭から錦織の記事が数本続く。きっとナンバー編集部にとっても、このアジアカップの結果は予想外であったのだろう。なぜ日本代表は弱くなったのか、ということであるが、私は個人的にザック時代よりも可能性は感じていた。日本が弱くなった、というよりは日本のわずかな伸びに対してアジアの諸国の伸びが上回った、ということなんだろう。と思ったら、アギーレさんが解任されてしまった。大手のマスコミは最初からネガティブな記事を書きまくっていたので満足なんだろうか。だいたい、盛り上げていたのはマスコミ受けの良いコメントをするジーコやザックさんだったからなぁ。いずれにせよ、いろいろ考えていかないといけない。