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- / ISBN・EAN: 4988101183432
感想・レビュー・書評
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早稲田松竹〜。
ノンフィクション〜。
一般人がスターダムを駆け上がってめでたしめでたしってストーリーなら一瞬にして記憶から吹っ飛ぶんだけど、
これが残ってるのはどんな理由なのかな〜…
いい年して子どももいるのに、歌手を目指して夢を置い続ける主人公。
子どもを預けっぱなしにされてる主人公の父親が
「木登りをして、他の子ども達は危険を察知して途中で引き返すのに、お前だけは危険を顧みずに上へ上へと登った。それで結局落ちて怪我をしたじゃないか。大人になった今もそれは変わらない。」
と言われ、耳を塞いで逃げるようにして旅立つ彼女が放つ言葉
「私はどうしてもてっぺんから見える景色が見たいのよ。お父さんはそれを見るチャンスがあったのに、自分から諦めた。そうは絶対なりたくない」
が、彼女の生き様全てを表していると思った。
一つ言えるのは、マスコミのフィルターを通してリアクションする世間の気まぐれに気をもむことは非常に時間の無駄で、そこに自分の成功の基準を託す限り本当に満たされることはないってことだな〜。
ものすっごい輝かしく”成功”する彼女だけど、
そのために犠牲にしてきたものもすごく大きくて、
本当の意味での幸せを掴むのは”成功”とだいぶ時差があった。
泥臭くて格好わるいところばっかりなんだけど、
彼女の生き様は、第三者から見るとやっぱりかっこいい。
そこに世間的な”成功”の烙印がつかなくても。 -
スウェーデン映画。音楽(ジャズ・ワルツ)が十分に聞けた。
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☆2.5。
エッダ・マグナソンがきれい。デザインがかわいい。
スベリル・グドナソンは今度ビョルン・ボルグを演じるらしい。 -
ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を描いた作品。ファッションがおしゃれ。
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武蔵野館で観ようと思ってたけど時間が合わず見損なってしまったこちら。早速レンタルしました。
これね、ジャズ好きには堪らないです。随所で素敵な音が流れ、また作風がお洒落だからなお観ていて楽しい。
シングルマザーで夢に仕事に育児に大忙しの中やっと掴んだチャンスを、失敗しながらもモノにしていく様は観ているものに勇気をくれる。常に上へ上へという精神がまたいい。なんども滑り落ちてゼロになっても上へ上へと。
ワーグナーのところは失笑したよ、あんなセックスやだわ、ウケる笑。
ビルエヴァンスのワルツフォーデビーのところはこらえられなくて泣いてしまった。
ただ期待してたストーリーテラーではなく、映画としてはうーんと悩ましい箇所もちらほらあったけれど、とくにラスト結婚式で空へと飛んでいく箇所とか苦笑
ジャズ好きにはそこそこ満足できる作品じゃないかな。