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- / ISBN・EAN: 4988104096463
感想・レビュー・書評
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普通の高校生・泉新一(染谷将太)は人間を捕食する新種の寄生生物(パラサイト)に突如襲われた。新一の脳を奪うことに失敗したパラサイトは、右手に寄生してしまい共同生活をする。やがて一大組織を形成し人間を補食するパラサイトたちと戦う。
主演は染谷将太、橋本愛。
岩明均の大ヒットコミックを『永遠の0』の山崎貴監督が実写映画化。
ミギーが新一から人間について学ぶコミカルなシーン、体の一部を武器にして戦う奇想天外なアクション、新一とミギーの友情、新一と母親や里見との絆、人類の意義、熱い感動を呼ぶエンタメ映画に仕上がっています。 -
1990年代に売れたマンガの映画化。この手の映画は先入観もあって本来は観ないのだが、染谷将太月間にしているので観てみることにした。設定的には大雑把でいい加減。
SFスリラーのマンガとしては楽しめるが実写版にした難しさはあるのか、稚拙にも感じる。
そこを染谷将太の存在感と声だけの出演だが阿部サダヲのコミカルさで成り立った気がする。映画は面白く観られた -
細かなアクションなど、物足りないところはありますが、原作をうまく消化して映像化しているように感じます。
何より、ミギーのCGと阿部サダヲの声、無機質な演技に徹する深津絵里が秀逸です。
余貴美子も◎。 -
映像がリアルだった。しばらく挽肉無理だ。
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岩明均の原作は連載中にリアルタイムで読んでいたし、マンガ史上に輝く名作だと思う私である。
しかしこの映画版は、うーん……、微妙。コミックスでいうと全10巻中の5巻分を一本の映画(前後編の前編)に無理くり収めてあるから、ドラマのダイジェスト版を観ているような感じで、話の進め方がなんともあわただしい。
この映画の脚本作りは、5巻分の話を100分に収めるための“つじつま合わせのパズル”のようだったのではないか。
「新一に母親しかいない設定に変えれば、父親を描く分の時間が節約できる」とか、「Aが新一の母親を殺す設定に変えれば、ここで10分節約できる」とか、そんな感じで……。
なんとか整合性のある話にはなっているし、“パズル”をやり遂げた努力は買おう。ただ、原作を読まずに映画だけ観た場合、この物語の魅力の半分も伝わらないだろう。
『寄生獣』はテレビアニメにもなっていて、先月まで放映されていたそのアニメ版(『寄生獣 セイの格率』)も、私は「GyaO」で毎週楽しみに観ていた。この映画版と比べれば、アニメ版のほうがはるかに出来がよい。
まあ、アニメ版は全24話だからじっくりとストーリーを追えるし、内容も原作に忠実だったから、私のような原作ファンにはアニメ版のほうが好ましく思えるのも当然だが……。
わずか2時間程度の一本の映画で描けることは、意外に少ないものだ。ゆえに、長編小説や長編マンガを一本の映画にする場合、駆け足のダイジェストになってしまうのは致し方ないとも言える。
明日から映画版の後編(完結編)が公開されるそうだが、私は観に行く気が失せた。 -
漫画は読んだ事ないけどアニメは観た派です。
CGやスプラッター部分はクオリティが高く違和感なしでした。ストーリーも早足感も感じず面白かったけど説教くさい(環境問題とか)と見るの面倒になっちゃう -
漫画全巻持ってるが映像化されてもあまり劣化しなかった。
割とよく出来てる。 -
気持ちの変化に従って、鋭く変わっていく主役の染谷くんの表情が上手いなぁ。それとは対照的な東出くんのわざとらしい笑顔も忘れられない。
新一の母親、田宮良子の母親、そして母となる彼女自身、しばしば母親という存在がクローズアップされていて、理屈じゃない愛情を考えさせられた。
ミギーにも愛着が湧いてくるw