トム・アット・ザ・ファーム [DVD]

監督 : グザヴィエ・ドラン 
出演 : グザヴィエ・ドラン  ピエール=イヴ・カルディナル  リズ・ロワ  エヴリーヌ・ブロシュ  マニュエル・タドロス 
  • TCエンタテインメント
3.47
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474164054

感想・レビュー・書評

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  • 依存と嘘まみれの愛情はわかったし、悲しさと息苦しさを感じる良い感じの導入だったんだけど、なんか少女漫画感というか…この手の恋愛観はよくわからなかった。

  • エロくないのにエロい!?
    味わい深いので3度見。

  • 有名な監督兼俳優と知らずに、ジャケットに惹かれて視聴。演出や場面の描写が繊細かつ、想像させる余地を残しているので引き込まれました。まさに映画的。タンゴのシーンが何ともエロティックで忘れられない。

  • 予告で気になったのか?覚えてないが、チェックリストに入れてたのでレンタルで視聴。

    恋人を亡くして彼の実家へ葬儀の為訪れたトムが、兄に脅され従うのが理解できなかった。
    暴力ふるわれてもその後優しくされたり、恋人の兄という事で似ている面影を追ってしまったのか?
    急に従順になっていて驚いた。

    恋人と偽っていた女性を呼び出した時も、兄を毛嫌いしていたのに、最後には一緒に酔っ払ってヤられた?匂わせていたけど、描写はない。

    トムが目を冷ますのも急だし、スコップ持っていくのも良く分からなかった。
    心の細かい描写がなくて理解しにくい。

  • サスペンス。主人公が恋人の兄から殴られていながら逃げ出さず、田舎の家に囚われていく様子にはゾクゾクした。金髪眼鏡のドランが良い。

  • ドランはオシャレでポップさを除外した作品も撮ることが出来るのか…とうっとりしてしまった。本格的サスペンス。
    ところどころが程よく謎で、というよりも結構わけわからなかったり、多くを語らない作品。最後のエンディングテーマがかなりの意味深。アメリカにはうんざりだ。って。
    もう一度観たくなると思う、近いうちに。かなりの中毒性ある、ドランの映画はすべてそうだけどこれもそう。

  • カナダの田舎で起こる主人公と、死んだ恋人の家族との間で起こるサスペンス?でいいのかな これは。 しかしサスペンス要素というと死んだ主人公の恋人ギヨームの兄、フランシスの怪物的なキャラクターでのみで保ってるような気がせんでもない。

    ただ、田舎独特の閉鎖的な空気、息子と同性愛関係だった事を告げられず葛藤する姿なんかが見事に絡み合って終始息苦しい空気が漂ってハラハラはしてしまう。

    愛した人を失って孤独に苛まれるトムと怒りと暴力の権化のようなフランシスだけど、その実フランシスのほうが空虚の塊のような男なんだろう。自分の世界というものに固執しすぎて沢山のものを恐れてる。その反動があの暴力なのだろうな。空虚の塊のような男だから言っていることも一貫性も現実味も感じられない。

    インタビューでも言っていたけど、孤独をしったばかりのトムが常に孤独を抱えているフランシスに惹かれるのは納得できることで。でもその孤独を内包しすぎて壊れた男にはやっぱりついていけるわけがない…。複雑な関係性でわかりにくいようでいて見事にストックホルム症候群に陥っていくさまはちょっとゾッとする。

  • 主人公がとってもイケメンでな…ゲイっぽくてな…キュンとします…
    ホモファビアの兄ちゃんに脅されたり車のタイヤ取られちゃったりして、農場に閉じ込められるんだけど、監禁もの!って訳じゃないけどそこが一番ゾッとする。ボッコボコにされるんだけどゲイらしく兄ちゃんに惹かれる主人公と、田舎で農場やって年老いた母親の面倒みるのにうんざりしてて、主人公を虐げまくるのに依存してる兄ちゃんの関係性が、萌えたり、こわっ!意味わからん!ってなったり、忙しい映画だった。

  • これも、だいぶ前に鑑賞済みだが備忘録に加えたく。

    グザヴィエ・ドラン監督の本格サスペンスとの事。

    確かにサスペンス調でドキドキ感を煽る画を要所に入れてはくれているが、サスペンスやサイコ物とは完全に言い切れない中途半端感はある(笑)

    亡くなった友人の葬儀に参列するためにやってきたいわく付きの主人公トム(=監督)と懐疑的な故人の兄フランシスの奇妙な関係がサスペンスだと。いう事かな。

    主人公が置かれたのは田舎の農場という、辺り一面田畑や草原という閉鎖的な場所でごく限られた人しかいない密室的トリック。

    フランシスの孤独と情緒不安定な様に次第に興味を持ち
    距離が近ずいていくトムの危うい均衡がミソだと。
    酷い仕打ちも耐えるトムもややアブノーマル気味だが、二人が常識では計れない魅力で引き合っているのかしら?と。どちらかといえばトムがフランシスを翻弄していると。

    最後は逃げおうせて、、命からがらね?って事で。
    やはり同性愛は外せないよねって事で。

  • 主演のグザヴィエ・ドランの服装がかっこいい。終盤の、紫のチェックシャツにレザーのダブルのライダースの合わせはかっこよかった。

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