わたしのウチには、なんにもない。4 はじめての遺品整理。さすがのわたしも辛かった・・・ (ホビー書籍部) [Kindle]

著者 : ゆるりまい

• KADOKAWA (2015年2月28日発売)

感想・レビュー・書評

[musamikaさんの感想 · 2021年11月16日]

最後の遺品整理という段階になると

やはり　ゆるりさんより

子であるお母さまが主体となり

また　心の整理にあわせて

ゆっくりとしたものになるのが

通常とは違うところ

よく分かりりました

[宵子さんの感想 · 2019年10月1日]

祖母との確執については偶然自分も似た状況で、これまた共感。
うちの祖母はこんなにエリートではなかったがやはり完璧主義で、いろんな資格（お花とか書道とか）を取って教室をやったり、習い事もぎっちり入れて常に忙しくしていた。
で、
完璧主義だと自分の至らない点を認めたくないから、何か指摘されるとキレる（防衛反応＆無茶な理屈を勢いで押し切る）・責任転嫁するのが常套手段なんだよな。そして、他人のせいにするときの理屈を自分でも信じ込んでるのと、自分が他人に厳しいから他人の好意を信じらないのとで、人嫌い＆被害妄想に陥るという。怒る時のヒステリックさもうちの祖母とそっくり…。
母方の祖母で、母が一人っ子で母と祖母の関係が複雑というのも同じ！
捨て関連の話題は「きれいな家に引っ越したことで祖母のメンタル改善」「遺品整理の難しさ」。こういうことは言い方が難しいが、震災がなければ実家の住環境を変えることは絶対できなかった訳で、明らかに震災が転機なんだよなあ。複雑。