大人の自閉スペクトラム症　他の人とは「違う」特徴との向き合い方 (SB新書) [Kindle]

著者 : 備瀬哲弘

• SBクリエイティブ (2017年12月5日発売)

感想・レビュー・書評

[nonchan53さんの感想 · 2020年11月14日]

大人のASDの、様々なケースと、その対処の仕方が書かれていて勉強になった。

[andhyphenさんの感想 · 2018年8月1日]

ASDの症例ケースが知りたくて読んだ。多くの場面で生きづらさを抱える状況は理解できた。しかし、対処法に関してはあまり具体例がないというか、できたら苦労しないだろうな...という感覚がある。
発達障害の人間が所謂「普通」の人間に「擬態」しようとするケースはないのだろうか？症例は当然分かりやすいものが選ばれるので、基本的には社会と上手くやっていけないケースが多いのだが、上手くやっている「ふり」をして他者の評価と自意識の乖離が生じて生きづらくなることはないのだろうか。
いずれにせよASDがスペクトラム障害である以上、あまり典型的な症例だけで知った気になるのも難しいなという感覚。

著者プロフィール

1972年沖縄県那覇市生まれ。精神科医。吉祥寺クローバークリニック院長。精神保健指定医。琉球大学医学部卒業。同附属病院、旧・東京都立府中病院精神神経科、聖路加国際病院麻酔科、ＪＲ東京総合病院メンタルヘルス・精神科などを経て、2007年より現職。著書に『発達障害でつまずく人、うまくいく人』（ワニブックス）、『大人の発達障害』（マキノ出版）などがある。

「2017年 『大人の自閉スペクトラム症』 で使われていた紹介文から引用しています。」