知っておきたい口の健康の基礎知識 体の不調は「唾液」を増やして解消する [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • アンリミテッドにて読了。咀嚼についての情報収集で読んだが、唾液の殺菌効果など、知らなかった分野についての情報が満載だった。星四つ。

    下記にハイライトした個所をコピペ:

    20
    黄色のハイライト | 位置: 54
    私は断言します。「唾液は、副作用のない唯一の万能薬だ!」


    黄色のハイライト | 位置: 243
    さまざまな発がん物質を唾液に 30 秒間 浸けると、発がん作用が急激に低下します。唾液には毒消し作用があります。しっかり噛んで、唾液と食べ物を混ぜ合わせることは、がん予防にもなり


    黄色のハイライト | 位置: 349
    人の前歯の平均寿命は、上が 62 年。下が 66 年と4年も差があります。上の前歯よりも下の前歯のほうが4年も寿命が長いのは、下の前歯の内側には、大きな唾液腺があって常に唾液に触れているからなの


    黄色のハイライト | 位置: 424
    そして、最も効果的なのが、「お風呂磨き」です。  湯船にゆったりつかると、サラサラ唾液が分泌されます。サラサラ唾液がたくさん出た状態で、歯ブラシには何もつけず 空 磨きをする方法


    黄色のハイライト | 位置: 428
    *「歯と歯のあいだをフロスすることは、世界中のどんな歯ブラシや歯磨剤よりも疾患の予防につながる」(レビィ・スピア・パームリー 1800年代初頭のアメリカの


    黄色のハイライト | 位置: 469
    唾液の中には「パロチン」という成長ホルモンが含まれています。 「パロチン」には、筋肉・内臓・骨・歯などの生育を助けたり、発育を盛んにし若さを保つ働きがあり


    黄色のハイライト | 位置: 471
    また唾液には、EGF( 上皮成長因子)というホルモンとNGF(神経成長因子)(*)というホルモンがあります(*1986年ノーベル生理学・医学賞受賞者/リタ・レビィ=モンタルチニ教授


    黄色のハイライト | 位置: 474
    EGFは、体の内外を問わず、皮膚が傷ついたときに修復したり、新陳代謝を促す役割を果たしています。いわば、皮膚の若返り因子です。  NGFは脳を活性化して若返らせ


    黄色のハイライト | 位置: 476
    つまり、 唾液は皮膚も脳も若返らせるすばらしい体液であるということです。 「唾液がたくさん出る」=「若返る」 といっても過言ではありませ


    黄色のハイライト | 位置: 515
    極端に言えば、唾液と混ざらない状態では、どんなに体によいものでも、体は異物として反応します。  異物として反応するから、アレルギーが出るの

    メモ唾液は天然の抗アレルギー薬。

    黄色のハイライト | 位置: 576
    「内分泌」とは、体外に放出されずに、血液中に放出するものです。この内分泌唾液腺は、唾液の持つ重要なホルモンを全身に供給・運搬する非常に大切な仕組みを持っています。  つまり、血液から唾液はつくられ、その重要なホルモンをまた血液中に放出しているの


    黄色のハイライト | 位置: 596
    大雑把 に表現すると、 サラサラ唾液は、リラックスしているときに、ネバネバ唾液は、外敵から攻撃の危機があるなど緊張しているときに出


    黄色のハイライト | 位置: 598
    ネバネバ唾液の中には「ムチン」という納豆やオクラにも含まれるネバネバ物質が多く含まれます。「ムチン」は、細菌をからめ取り体内に侵入するのを防いだり、粘膜が傷つくことから保護し


    黄色のハイライト | 位置: 608
    同じ食事でも、ゆっくり食べるとサラサラ唾液、急いで食べるとネバネバ唾液が出


    黄色のハイライト | 位置: 813
    おへその横に両手のひらを当てて、鼻から大きく息を吸ってみてください。お腹が膨らむ感じがわかると思います。  同じく口で吸ってみてください。お腹までは膨らまないはずです。   口呼吸になるということは、浅い呼吸になるということです。口呼吸では胸やお腹の機能も落ちてしまい


    黄色のハイライト | 位置: 827
    このように、〝口呼吸、百害あって一利なし〟 なの


    黄色のハイライト | 位置: 869
    筋肉ポンプをうまく使える立ち方は、足の親指の付け根重心です。  親指の付け根重心の立ち方、歩き方を意識すると血流障害が改善されて、唾液の出がよくなり


    黄色のハイライト | 位置: 960
    まずは、食べ物と飲み物をいっしょにとることは控えたほうがよいでしょう。食べてから、飲む。もしくは、よく噛んで唾液が出れば飲み物はいらない。それくらいの意識が必要


    黄色のハイライト | 位置: 962
    喉の渇きを補うための水分ですが、ウーロン茶や緑茶に含まれているポリフェノールには唾液の出を抑えてしまう作用があります。唾液にとっては逆効果


    黄色のハイライト | 位置: 988
    発酵食品はよく噛むことで、うまみ成分が唾液の出を促進し

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著者プロフィール

歯科医 森昭 医)光歯会理事長 森歯科クリニック(京都府舞鶴市)理事長。人口8万人の同市にて総世帯数の25%がクライアントという人気歯科医。予防歯科、予防医学を重点的にとらえ、唾液やオーラルケアの大切さを全国に発信している。ベストセラー『歯はみがいてはいけない』(講談社+α新書)『体の不調は「唾液」を増やして解消する』(PHP)『脳卒中で死にたくなければアゴを押しなさい』(マガジンハウス)など、口腔ケアに関する著書多数。数多くの情報番組テレビやメディアでお口の健康の大切さを啓発.オーラルコンディショニング協会 会長 https://www.oca-a.com/

「2021年 『口の中から甦れ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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