- Amazon.co.jp ・電子書籍 (285ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
子どもの頃、親にとってのヒーロー・マスコット・世話役・問題児どれもやっていた。
セックス依存はまったく該当せず、ロマンス依存は高めで相手によっては共依存と回避依存もあてはまる。
刺激を感じる時の脳内物質が覚醒剤並みというのもわかる気がする。
第6章の「健康な人間関係」のリストが良いので繰り返し読んでいこうと思う。
メモ
・恋愛依存症の根本には自己否定感と自己無価値感がある(=愛情の渇望状態) -
知人が読んでいたのを紹介されて読んだ。
恋愛依存症と題して、その中でいくつかの類型にわけて依存タイプを解説したり、それが通常どうして起きるのか、どのようにそれを回復へと向かわせていくのかという話が載っていてよかった。
自分に該当すると思われる箇所もあって、そこは正直読んでいてしんどい思いがしたし、この結果人に対してダメージを負わせたことが過去にありそうだと感じた。
自分が自分に対して、誰も愛してくれないと思っていると、その証拠を自ら集めに行くような振る舞いをしてしまうという話が印象に残っている。誰もが幸せになりたいと思って振る舞っていると思いがちだが、実際にはそうではない振る舞いをして自分を安心させている(選んで不幸になっている)人もいるのだ、と。
また、すごく良かったと思ったのは、辛いことを別の何かでごまかしても結局ダメで、そこに向き合わないといけない、しかしかと言って、それに対して単に再挑戦して打ち勝とうとするというのでは同じことの繰り返しになってしまう可能性が高いという話。
育った家庭環境や親との関係から欠乏した愛情を求める、そういったものに起因している、という点は、感じさせるものがあって、とても心苦しい一冊でもあった。
恋愛に悩む人、いつも同じつまづき方をするとなげく友人に薦めたい一冊。 -
第一章では愛という名のドラッグということで、恋愛依存症の全体感を解説。第二章~第五章ではそれぞれ、「共依存、回避依存、ロマンス依存、セックス依存」について詳しく解説している。どの章でも、実例を出して症例の解説があり、いくつかチェックリストもある。自分に当てはまるかどうかも考えながら読める。
第六章には改善のためのヒントがいくつか書かれている。
この本だけでそれぞれの依存症を改善することはできないかもしれないが、「少しその気があるかな?」程度の人にはこの本を読むだけで心が軽くなる人もいるだろう。 -
【動機】ブログですすめられていたのをみて/副題の「苦しい恋から抜け出せない人たち」が気になって
共依存、回避依存、ロマンス依存、セックス依存を章ごとに解説してくれている本書。自分の経験を振り返ったり、過去の経験を思い返すきっかけにもなる。また、自分にとって近しいパターンの発見にも役立ち、時間をかけて分析することで避けたいシナリオも明確になると思う。
共依存傾向、回避依存傾向について、以前より理解が深まった。 -
苦しい恋愛にハマってしまうひとたちの思考がわかりやすく解説されていて面白い。
あの人はこのタイプかな、とか当てはめつつ読んでしまった。
わたしもロマンス依存なのかも、、、 -
恋愛に関する心の病を事例を含めてわかりやすく書いてくれてる。
共依存の人はじめ、心理状態の描写はわかりやすかった。愛着障害、アダルトチルドレンあたりと、深い関連がある。
子供の頃に果たせなかったことを、恋愛を通して達成しようとしている、自ら不幸になる選択を無意識下でしてしまう…タイトルからして軽い本かと思ったけど案外面白かった。