- Amazon.co.jp ・電子書籍 (293ページ)
感想・レビュー・書評
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エンダーのゲームに引き続き手に取る。面白い部分も多いのだけど、やはり物語に入り込めない薄い膜を感じる。そもそも、入り口のエンダーが悪人とされている時代がまずよく理解できない。バガーを滅ぼしたからなんだろうが、滅ぼさなければよかったと気づいたのは滅ぼしたあとなんだから、必死に戦ったエンダーを悪者にする必要があるのか? 多くの時の中で人々の解釈が変化していったのかもしれないが、よくわからない。
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エンダーのゲームの続き。時代は3000年後。
第二の異性物との関係の展開。
さすがよくできている。 -
■人類が最初に遭遇した知的生命体、それが”バガー”であった。しかしその出会いは一方の種の絶滅という最悪の結果に終わってしまった。それから約3000年。人類は惑星ルシタニアで二例目の知的生命体となる”ピギー”と邂逅する。前回の猛省から人類は、”ピギー”との接触には慎重にも慎重を重ね、彼らにどんな影響も及ぼさないようただただその生活を観察、見守ろうとだけする。
一方、正体を秘匿して生活するエンダーのもとに”死者の代弁者”としての依頼が舞い込む。依頼主であるノビーニャはルシタニアで”ピギー”を観察、記録する閨秀学者だった。彼女に強い関心を抱いたエンダーは、密かに”窩巣(ハイヴ)女王”を連れ出し、惑星ルシタニアへと出発する、最愛の姉ヴァレンタインに今生の別れを告げて……。
■エンダーがバガーを絶滅させてから3000年。しかし”死者の代弁者”として”バガー”を再生させようというエンダーの壮大な目論見はいまだ端緒にさえつけていない。そんななか今回エンダーが呼び出されたのが、知的生命体”ピギー”が棲息するという人類にとって最も特別な意味を持つ惑星ルシタニア。果たしてルシタニアは”バガー”再興になんらかの役割を果たす地となりうるのか? また、知的生命体”ピギー”たちの知られざる驚異の生態とは? そして呪われた運命に呻吟するノビーニャ一家に救いはもたらされるのか……?。 -
なんだこの引き込まれるような文章と世界観。ただひたすらに読み進めることが楽しい。