バビロンの大富豪

  • パンローリング株式会社 (2017年7月31日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 両学長お薦めで読んでみた。若いうちにこれを読んでずっと実践で来ていたらなあと思う。良作。

  • 実に1920年代に発行された本で、90年以上前に書かれたものとなるのですが、現代のビジネスや資産運用にもつながることが書かれております。
    基本的には収入の1割を使わずに生活をすることを心がけて、1割分の使わなかった分を強制的に貯蓄し、やがて投資してお金を増やすということを、説いている内容になっています。
    本多静六が収入の4分の1、福澤桃介が20%でしたが、10%のこちらはかなり現実的な感じになっています。借金を返す話もありましたが、収入の一部を借金の返済にあてつつも、収入の1割を強制的に貯蓄するというのは現代のローンを組んだ過程にも当てはまると思います。
    個人的には書いてある内容については、となりの億万長者に通じる本じゃないかと思いました。

  • 「現実的に金を儲けたい人」、「消費癖が治らない人」、「損をしがちな人」におすすめな本です。

    過去一番お金持ちが多かったといわれるバビロンに住む人々はいかにしてお金持ちになれたのか。ということを物語の形式で語られる本です。

    単純に本を読む読み物としても面白いですし、お金持ちになる秘訣を学ぶことができる素晴らしい本となっています。

    富をもたらす黄金の「7つの知恵」
    ・財布を太らせること
     ・1割は必ず貯金
    ・自分の欲求と必要経費を混同するべきではない
     ・必要経費は本当に「必要」か
     ・気を付けない限り収入と等しくなるまで必要経費は大きくなる
     ・金を使う限りは、それが百パーセント使う価値のあるもの
     ・一番大事な欲求がかなえられるよう支出を組むこと
    ・貯めた貯金は寝かさずに増やす
     ・財布を膨らます金の流れこそが財産
     ・貯めたお金は最後の1銭になるまで働かせること
    ・損失という災難から貴重な財産を死守すべし
     ・元本を確保すること
    ・自分の住まいを持つことは、有益な投資
    ・将来の保証を確実にするべく、今から資金準備に取り掛かるべき
     ・将来に備えて相応の所得を用意しておくこと
     ・たとえあなたが死んでも家族が快適な生活を続けられるように準備すること
    ・明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
     ・望みなければ、達成なし。強く、明確な望みを持つべし
     ・借金は能力の及ぶ限り、なるべく早く返す事
     ・支払い能力を超える買い物はしない事
     ・家族の面倒をみて、家族から慕われ、尊敬されるよう努めること
     ・遺言書をきちんと残しておくこと
     ・親しい人には思いやりのある態度で接すること。
    チャンス
    ・チャンスを拒まない人間にはいつでもチャンスが来る
     ・自分にとって非常に利益になる出来事を避けてしまう人間=優柔不断
     ・チャンスを棒に振る元凶は、断固たる決意で迅速に行動をすることを求められているときに、不必要にぐずぐずする周壁
    五つの黄金法則
    ・最低でも収入の十分の一は貯めろ
    ・資産運用しろ
    ・お金はお金の使い方にたけた人の注意をよく聞くこと
    ・自分が知らない領域、あるいはお金の使い方に長けた人が認めない領域への投資はNG
    ・ありえない莫大な利益を生んだり、詐欺師の魅力的な誘いに従ったりするのはNG

  • 記録。

  • 書名が『バビロンの大富豪』と、けばけばした印象を持ってる。
    内容は、物語調(?)で読みやすいのではないだろうか。すくなくとも、難しい本ではない。

    しかし、内容はとても参考になる話だった。
    具体的には、、、
    ・金持ちと金なしの違いが書いてあった。
    ・今月から実践できる方法など、
    ・人生の教訓についても、、

    おすすめできる人
    一定の額、収入があるあなた。特に、「お金になんて興味ないよーん」と言うあなたにこそ、読んでほしいです!さらに、「なにをいまさら」と思いつつレビューをここまで読んだあなた!

    最後に、、
    この本は人におすすめされて読みました。
    図書館、本屋で見かけても、目もくれないであろう装丁の本でしたが、読んで良かったなと思えました。


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著者プロフィール

1874年、米国ミズーリ州ルイジアナ生まれ。ネブラスカ大学卒業後、米西戦争中に、米国陸軍で軍務に就く。その後、コロラド州デンバーにおいてクレイソン・マップ・カンパニーを設立。1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、人気を博す。のちにこのシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロン一の大金持ち)』として単行本化され、90年以上たった今も世界中で翻訳されて、いまなお読者を増やしつづけている。

「2021年 『バビロン大富豪の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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