恐怖箱 坑怪 恐怖箱シリーズ (竹書房怪談文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 表紙が怖い!電子書籍を開くたびに出てくるから心臓に悪かった。表紙は手心をくわえてください。。。

    で、ちょっと長めの話が多かった印象の今作。全11話。
    それぞれ物語としても読み応えがあり、後味が悪く、特に終わりの二篇「それは人には長すぎる」「蜜柑屋敷」はドラマティックだった。(前者はちょっとタイトルが合ってないような気もするけど)
    「蜜柑屋敷」は謎も残っていて、どこの代でどうしてそうなったのかが気になるところなのだけど明かされない。じゃあそこを創作で補って映画にしてくれてもガッカリしなさそうな材料じゃないかと、それくらい面白かったと思っている。

    あとはこの二作とも兄が大きな存在であるところが私の好み。

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著者プロフィール

神沼三平太(かみぬま・さんぺいた)
神奈川県茅ヶ崎市出身。O型。髭坊主眼鏡の巨漢。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、怪異体験を幅広く蒐集する。近刊に『実話怪談 揺籃蒐』『実話怪談 虚ろ坂』(蛙坂須美・共著)、その他主な著書に『鎌倉怪談』『湘南怪談』『千粒怪談 雑穢』など。
詛は——厄介だ。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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