- Amazon.co.jp ・電子書籍 (237ページ)
感想・レビュー・書評
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シリーズ物としてうまく展開していると思う。
主人公の「成長」に合わせて職場が変わり、
取り巻く登場人物も人間観l系も変わり、
それまでとは違う試練に打ちのめされ、
乗り越えて行く...というのが前作。
今作では、せっかく憧れだった
ホテルのレストランで働き始めた主人公が、
「ホテル給食」という形でまた学校給食に携わる。
しかも今回は私立のお情さま中学校。
公立小学校とま全く違う相手に戸惑ってばかり。
戦いの場がまた「学校給食」になったので、
当初の小学校での同僚兼天敵の毛利氏が
またぞろ登場してあれこれかき回す(^ ^;
でもそのおかげで助けられる部分も多々あり(^ ^
毛利先生も由比先生も、主人公がホテルで戦ってる分、
それなりに成長しているのがリアル。
それでも昔通りに三人で集まって飲むシーンなど、
何か「いいなぁ...」と思ってしまう(^ ^
主人公の人間的成長がテーマなので、
「仕方ない」部分もあるのでしょうが...
それでも「成長前」のアホさは若干イライラする(^ ^;
主人公を百パーセント「好きだ」とは言えないが、
それでも共感できる部分はあるし、成長も喜べる。
完全無欠なヒーローなんかよりも、人間臭くて、
「リアルな」キャラクターということか。
何だかんだ言いつつも、つい買って読んでしまうので、
まぁ作者の術中にハマっているのだろう(^ ^;
シリーズを最初から読んで、人間関係を把握してから
読まれることをおすすめします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
給食のおにいさん、三部作だと思っていたら見つけた四作目。
今回はお嬢様中学校でのホテル給食に苦戦する佐々目たち。
自分でお昼を持ってくる自由食を求める声が多く、給食の需要が低くなっている現状を打破するために奮闘する。が、もはや異世界のようなお嬢様たちの人生には、今まで培ってきた若竹小の概念は通用せず。
残菜率は微減続き、でも生徒たちの気持ちは少しずつ動かされていって……。
終わり方が結構あっさりしていたので、個人的には、前回の三作目で終わっていた方が後味がよかったなーとも思う。 -
口を開けて待ってました、復活、お兄さん。
お嬢様中学生との給食バトル。
ホントに給食残しててごめんなさい。 -
「食べることは、生きることと同じです」