キングを探せ (講談社文庫) [Kindle]

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  • 法月綸太郎シリーズ第8長編▲繁華街のカラオケボックスで四人の結団式、カードが定める殺人ターゲット。犯人たちと法月親子の熾烈な頭脳戦▼倒叙と推理のパズル合戦、テクニカルでリアリティ重視、お見事なプロットで読ませます。今回も父子の会話が楽しく「三歩進んで二歩下がる」父警視に自宅警備員呼ばわりの倫太朗「人生はワン・ツー・パンチ」何故チーター?神奈川県警に手を出せない父、普通に捜査に協力できない当然がリアル寄りにということでしょうか。一度は社会派に吞み込まれた本格、力強く頑張るがコンプラだけはヤバイ(2011年)

  • 思ったより、、、
    交換殺人にはリスクしかないことは明白。
    探偵がなんかもやもやする。
    クイーンを継いでいることは納得。
    自分はクイーンはたまには面白いと思うのもあるけど、絶妙に合わない。法月シリーズも一緒であうのと合わないのがありこれは、、。

  • 四重交換殺人の倒叙もの。こってこてのパズラーで、法月親子もいつも通りの掛け合い。面白かった!

    最初の犯人側のミスはもう丸出しで、ここから交換が割れるのか?と思いきや、ぐるぐる大回りしているようで、読者は「そっちじゃない!」と思わされつつ、こちらは実のところ犯人のことを全然読めてなかった…ある種叙述トリック的なところもあって、いやあ面白かったな。

  • 割と軽く読めるけど、よく書かれていると思う。
    法月綸太郎は、ホントに面白い作品を書くなあ。

  • 2017/8/16 Amazonより講談社ミステリーフェアにて713円でDL購入。

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著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。88年『密閉教室』でデビュー。02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい! 2005年版」で国内編第1位に選ばれる。2013年『ノックス・マシン』が「このミステリーがすごい! 2014年版」「ミステリが読みたい! 2014年版」で国内編第1位に選ばれる。

「2023年 『赤い部屋異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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