- Amazon.co.jp ・電子書籍 (156ページ)
感想・レビュー・書評
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広告コピーだけでなく、様々な場面で使える言葉の考え方だと思う。参加性が心に一番残った。
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素晴らしい本なのだが、広告コピーのライター向けに書かれており、普通の人が即実践できるというものではない。しかし、著者の主張する本質を一捻りすれば万人のビジネスにも応用できる。
内容は筆者の経験や具体例が示されており分かりやすく、説得力がある。 -
確かにコピーを書くことを突き詰めた方が書いた本ではありますが、その他幅広い分野に通ずる内容に思います。 例えば発想体質や散らかす⇒選ぶ⇒磨く周りの技術は論理的に一意に正解が導き出しづらいもの全般に対して使えそうです。企画であったり、物語であったり、大喜利であったり。
コピーはこうやって生まれていたのかという楽しさももちろん、スキルアップのために得るものも大きかったため、非常に満足のいく本でした。 -
面白かった気がする…
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新潮文庫の「Yonda?」、東京ガスの「ガス・パッ・チョ」など、有名なキャッチコピーを生み出したコピーライターさんによる広告コピーの書き方指南本。
広告業界の仕事は感性・クリエイティビティに拠っているのかなぁと思いきや、本著では一貫して、「発想を『論理的』にとらえる」ということが重視されています。著者は論理と感性の関係を、エンジンとガソリンに例えていて、エンジン(論理)の能力を高めれば低燃費になり、少ないガソリン(感性)であっても速く走れる、と訴えています。これはなるほど、という印象を受けました。
良いコピーが書きたければ、まずたくさん数を出してみることだ、というのは、先日読んだ「失敗の科学」でも実験でその方がいいアウトプットが生まれるという結果が出ていたので、かっちり符合したなぁと。
たくさん数を出すためにはどうするか、というところまで、本著では触れられています。
発想を生み出せる体質になるために、日々触れるものに対して「なんかいいよね」を禁止して、なぜなのかを考えるというのも非常に実践的。広告業界以外でも同じコトで、自分の仕事にも役立つかも。
言葉も非常に平易に書かれていて、読み終わるのにさほどかかりません。納得感のある一冊でした。 -
派手でセンスが命、と捉えられがちなコピーの世界。
新潮社の「YONDA?」を手がけた著者が、
きわめてまっとうのコピー作りをレクチャーしてくれる。 -
コピーライティングの入門的な本。
これを読んだだけではコピーは作れないと思うが、ここに書かれていることができなくてもコピーは作れない。 -
素人向け。ブロガーとかなら☆4でいい。最近思うことによく似ている。人が何となく思ってはいるけれど、意識していないことに切り込むべき。
ついタイトルを凝りたくなるが、それは本当に読む側のことを考えているかと言うと、自己満足にすぎない。何のために書くのか、ということを重視していきたい。
そしてアイデアはまず数を用意するのが基本