本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
-
キラキラネーム(インターネット上ではDQNネームと呼ばれる)は安易に批判されがちである。この本はステレオタイプに批判をするのではなく、日本語と漢字の歴史を紐解きながら解説している本。 タイトルで興味を惹かれて購入したが、意外にもしっかりと論考がなされていた。 著者は、戦後の当用漢字による漢字制限がキラキラネームを生み出す真因と結論づけている。
変わった名前は昔から存在するとしても、現代のように少し変わっているだけで批判の対象になってしまう中で、キラキラでもシワシワでもないいじめられない名前を考えるのが、より難しくなってきているのではないかと思う。「キラキラネーム」の定義が人によって曖昧である事も難しくしている要因だと思う。
名前は、親から子への「最初の贈り物」であり、「最も短い呪い」という表現が心に響く。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示