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感想・レビュー・書評
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北関東に住んでいるとグライダーは身近な乗り物。天気のいい日に利根川のあたりに行くといつも飛んでいる。形が美しく、時に曲技飛行もやってのけるグライダーは写真にはうってつけの被写体なのだけど、あまり人気がないのが不思議に思う。
それだけではなく、エンジンがなくても飛ぶ仕組みは鳥や飛行機と変わるものではない。エンジンがない分、風を読んで、上昇気流を捕まえていつまでも飛ぶという大変なことをやってのける。
紙飛行機経験者としては「操縦できる分うらやましい」とか思ってしまわなくもないが、操縦できる=落ちたら死ぬ、で、それでも命を張って飛ばすだけの魅力があるのだろうなと下から見ていて思う。
というグライダーがまさか漫画の題材になるとは。
見るだけだったグライダーについて、飛ばす人の実態に迫った知識を得ることはある程度の覚悟を要する。出版から1年以上も読めなかったのはそのせい。
で、ちゃんと漫画になってるのでびっくりする。グライダーでも人間ドラマできるのだなと驚く。
じっさいのところ人間ドラマはあまり関心がないが、やはり空を飛ぶ人間の心意気みたいのがヒシヒシと伝わってきて敬服する。
ちなみに最近熊谷市はブルーサーマルとタイアップしていろいろな商品を出しているのでお好きな方は行かれてみることをお勧めする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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