百万畳ラビリンス(上) (ヤングキングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 少年画報社
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感想・レビュー・書評

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  • 百万畳ラビリンス上下巻読んだ。気骨ある良作。楽しませてもらった。幾らでも語れそうな大設定なのに、上下巻と言うのも好印象。昨今、何と潔い。主人公達も作者に似て潔い。

  • なんか面白いマンガ教えて!?

    って言われたら大抵の場合はこのマンガをおすすめしてます。

    古さを感じないオリジナリティ溢れて設定や、妙な心地よさを感じるドライなキャラクターや、飽きさせないストーリー等、正正統なマンガらしい魅力が詰まった作品。

    個人的には、ジャンプ系とかも好きなんですが、自称マンガ好きとしてはこの手の作品は外せないなーと。

    上下巻とコンパクトにまとまってることや、某ブック◯フでも滅多に見かけない辺りも好きな理由だったりします。

  • 短めで(できれば3巻以内で)、面白いマンガを探していて行きつきました。

    「ラビリンス」というように、畳敷きの間に代表される、ちょっと古めの家屋の中が終わりなくどこまでも続く、つかみどころのない世界。
    そんな中で、主人公たちは案外ドライに、淡々と自分たちが今いる世界を分析し、実験し、法則を見出して脱出を試みます。
    大きな盛り上がりはありません。ただ、手掛かりなどを得ながら、徐々に前に進んでいく様子は、ゲームと同じような高揚感があります。(主人公はゲーム会社のデバックアルバイトだそうです)

    なぜ、主人公たちがそんな状況に置かれたのかも最終的には明らかになり、彼女たちの背景も含めて、その上でどのような選択をするのか、というところまで、うまくまとまっているなあ、と思いました。

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  • -

  • 上下まとめて。
    突然迷い込んだ異世界らしき場所を冒険。
    ファンタジーで言うのも変だが、礼香のキャラ付けがしっかりしていて、迷い込んだ世界で本当にそんな試行錯誤をしそうな現実味が楽しかった。
    序盤のワクワク感が凄かった。

  • 2016年のマンガ大賞ノミネート作品だったかな。
    前々から気になっていたのだがこの度まとめ買い購入。
    よくわからないがおかしな空間に取りこまれてしまったゲームオタクの二人の女子大生。
    非常識な礼香と比較的常識的な庸子の二人のやりとりがなかなか面白い。
    しかしコレ何かで見たことがある。。
    色々思い出してみたら、まずドラえもんでこんなネタがあったなあと。
    そして森見登美彦の四畳半神話だっけ?
    アレもこんな感じだったなあと。
    というわけで目新しくはないんだけどキャラに魅力があるので非常に面白い。
    下巻へ。

  • たった2巻とは思えないほどきれいにまとまっていた。
    読後感もすっきり。おもしろかった。

  • 【ワンダーワールド・パラレルワールド】
    頭がぐるんぐるんかき回される!

  • いっき読み。おもしろかった。
    ゲームがとにかく好きという礼香のキャラクターは,迷い込んだ不思議な空間で生き生きとしている。異世界に動揺はしながらも,暴走する礼香に的確なツッコミをいれる庸子の寛容さも良い。
    前半はどっぷりこの世界を堪能するストーリーが展開して,あれ,これ本当に2巻で終わるの?って思っちゃった。

  • 四畳半神話体系を思い出す

  • 「ダ・ヴィンチ」のコラムである人が薦めていたので、ためしに覗いたら、大当たりだった!

    異世界系まんがですが、異色です。IT系の知識は全く苦手という方はぴんと来ない内容かもしれませんが、そうでないならぜひオススメ。

    仮想現実世界に、“リアルに”捕らえられている主人公ふたり。途方に暮れて諦めるのではなく、ふしぎな世界を探検しながら仕組みをどんどん紐解いていき、逆手にとって征服しようと試みます。

    物語の始まり方、展開、結末、絵のうまさ、すべて洗練されていてかっこいいです。
    ためしに読んでみて本当に良かった。これからも何度も読み返すと思います。

  • たっちレディオ(Webラジオ)の第245回で話題に話題になってて、面白そうだったので早速Kindleで購入。上下巻を読み終わりました。
    http://tacchiradio.blogspot.jp/2015/12/245-2015.html

    面白かった。
    私は前半の、まだ謎が解き明かされていない状態のほうが好きだったな。後半、謎がだんだん解き明かされて、それぞれの登場人物たちの進む方向が決まっていく部分にはそんなにワクワクしなかった。前半の世界で漂っていたかったな、という感想。


    「ダンジョン飯」と似たような面白さ。RPGや謎解きゲームの世界に主人公たちが行ってしまうモノ。

    漫画やゲームでRPG世界を冒険することは当たり前になっているけれど、それは完全に架空の世界であって、そこに「人間の生活」の要素は考えたことがない。RPGの登場人物たちがご飯を食べたり、洗濯をしたりすることを考えないし、装備を20とか30とか持って歩いているなんて非現実的な設定も、なんとなく「そういうもの」として受け入れてる。

    が、ダンジョン飯やこの百万畳では、ゲーム世界での人間が活動してるリアル(っぽい姿)が描かれていて、どっぷりRPG世界に行くよりも逆に不思議な感覚を楽しめる。

    面白かった。もう一回読み返してみよう。


    それにしても電子書籍って便利だ。以前なら「この漫画興味あるなぁ」と思っても、翌日になれば忘れているし、本屋に行っても思い出さず、また家に帰ってきてから「あぁ、明日になったら買いに行こう」と思い、そしてまた忘れて…を繰り返して、結局読まないことが多かったんですよね。気になったときに、ワンクリックで手元に入手できるってすごい威力だ。

    紙の本を否定するつもりはないけれど、気になったものがすぐに手に入る状態の電子書籍に、全部の書籍が対応してくれているといいのになぁ。

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