理系上司の溺愛レシピ (マカロン文庫) [Kindle]

著者 : 佐倉伊織

• スターツ出版 (2015年11月12日発売)

感想・レビュー・書評

[黒ソーダさんの感想 · 2024年3月11日]

ごく序盤にヒロインの紹介としていろいろ記述されるのだが、「子供の頃からアレルギーに苦しんできた」ヒロインが食品会社の商品開発部に望んで配属されているにも関わらず「知識がない」と簡単に言い切るのが？だった。もちろん人には向き不向きがあるのはわかるが、作者さんの作品には珍しく、ヒロインはあんまり努力する気のない人なのかなと思ってしまった。読んでみたら、別の方法で頑張る人だったので安心した。物語そのものは単純で、しかし食品の蘊蓄がちょっと多過ぎた。それに横恋慕女へのザマァが無くて残念。全142ページだから仕方がないのかな。それと10年近く前の作品なので、作中の食品に対する情報は鵜呑みにしない方がいい。

[眼玉子さんの感想 · 2018年3月3日]

理系上司、いい旦那さんになりそうな人で、好感が持てましたが、同僚の元カノのその後が気になります。まだまだくすぶりそうな気が。

[あかりあさんの感想 · 2017年8月31日]

お話も面白かったですが、料理もうちょっと頑張ろうかな…と思いました。
彼は真面目だけど、蓋を開けてみたら実は甘いし、
ヒロインは私の好きな、悩んだ結果身を引いちゃう系だったので
お話の方もしっかり楽しませていただきました。
最後に二人があの人にどう対応したのかが少し気になりました。

著者プロフィール

2013年「レッスン～甘い恋の手ほどき～」(スターツ出版)でデビュー。

「2021年 『新妻初夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」