関ヶ原 上・中・下巻セット (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 4573273990751

感想・レビュー・書評

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  • 『豊臣家の人々』『関ケ原』『城塞』の3冊を読めば、豊臣家の事業継承がいかに失敗したか見えてくる

  • 2023.7.9再読
     大河ドラマ「どうする家康」に合わせて再読。初読は45年位前。
    東軍、西軍当事者それぞれの事情や心情を詳しく記述しているところがさすがで、戦いが立体的に浮かび上がる。軍神である島津義弘への対応ひとつみても三成はあまりにも戦術がわからな過ぎた。豊臣家の大番頭の立場で謀略の限りを尽くし天下をかすめとった家康も驚嘆ものだが・・・

  • 相変わらずその時代に没頭してしまう司馬さんの作品。関が原の戦いまである程度の歴史的は流れを分かっていても新鮮に読める、いやもう、本当におもしろい、もう、小早川秀秋のクソめ。
    よく歴史上の人物を現代の経営者に当てはめて、それが今の時流にあっているかどうかを批評する方がおられますが、敢えて言おう。比較してどうするクソめ。社会が違うよ、社会が。生きてる時代が違うんだよ、何を言っているんですが。
    私なりの石田三成評は、礼を知らず儀のみで生きてく人間である為に経営者としてはもって3年、長く会社を経営していける人物ではない。
    そう、やっぱりそう批評している自分がクソです。本当にありがとうございました。

  • 面白かった。読み始めると止まらなくなった。

  • 人の義と利。

    中学生時代に読んでから、何十年ぶりかの再読。
    関ヶ原の地を実際歩いたことでもう一度読みたくなった。

    実際に合戦が行われた場所を見てからだと、幼い頃には表面でしか記憶しなかったことが様々な感慨をもって心にしみてくるよう。

    司馬遼太郎で育った私だが、彼が描いたそれぞれの歴史の地を歩いてみたいと強く思った。

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