ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッタ (Harry Potter) [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (1377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781781101551

感想・レビュー・書評

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  • なかなか長い!その分満足感も凄い。ハリーが今までで一番イライラしていてもどかしくなる。思春期ゆえの生々しさがあり、上手いなと思う。映画にないシーンも多いが特に気になったのが映画でアレンジされてるところ。小説の方がいい部分もあれば映画の方がビジュアル重視でスッキリと見せているところもある。説明はこちらの方がちゃんとしているけど瞬間の劇的さは映画も上手いなと。
    まさかあの人が!?という意外な驚きが少しずつ出てくる。ダンブルドアが、ハリーの父が、シリウスが、スネイプが!映画を見ているので筋は既に知っているけどそれでもドキドキとして楽しい。ハリーの恋の行方も丁寧で、小説の方がわかりやすく読める。ハーマイオニーは頭が良く回転も早く辛抱強いなと読み進めるたびに感じる。 ハリーのイライラや苦しさも丁寧に描かれていて、映画だけ見ていると突然豹変するいい子ちゃんにしか見えなかった部分がスッと入ってくる。面白い。

  • オーディブルで読了。
    1巻からの伏線回収をしつつ、正義と悪、そしていずれにも属さない者達が絡み合いながら進むストーリー構成は流石の一言。
    ダンブルドアが弱みを見せるシーンは不覚にも目頭が熱くなった。子供の頃には分からなかった大人達の葛藤や、生き様に熱くなった。
    映画では捨象されているが、しもべ妖精についてただかわいそうな存在ではないものとして深く描写されている辺り、ローリングの思惑の深さにほれぼれする。

  • ハリー15歳。ヴォルデモート復活により、新しい校長が学校にやってきた。とても嫌な奴。対抗する不死鳥の騎士団はシリウス家が拠点だけれど、居心地の良い場所ではないね。ダンブルドアとの関係が疎遠になったり、ハグリッドが傷だらけになったりと今回もいろいろあった。そして長かった。無事でもない戦いの後、額の傷の秘密をヴォルデモートから聞く。ハリーの宿命が明かされたとなれば、次巻にいくしかないでしょう。

  • 今更ながらという感じで読み進めているハリーポッター・シリーズの第5巻。映画版では一番面白かった作品だったが、小説でも面白さは変わらず。ただし、今回登場する悪役アンブリッジのいやらしさも相まって、とにかく長く感じる。Audibleで聞いていたのだが、普通に聞くと47時間にもなってしまう。流石に長すぎだろう。

    また本作はこれまでにもちょくちょく顔を出してきたハリーの癇癪癖がいつにもなくひどい。これだけ自分勝手に怒りまくっている人間だと友達も守ってくれる人もいなくなりそうなものなのだが、不死鳥の騎士団をはじめとする大人たちの寛大さと、仲間の優しさのおかげで彼は今回も危機を脱出する。ハリーに比べれば、ロンもネビルもハーマイオニーもみんな大人だよなぁ・・と凡そ本編とは関係ないことが一番心に残ってしまったのだった。

  • 冒頭、ダドリーのことは覚えてたけど、フィッグばあさん、ペチュニアおばさんのことは完全に忘れてた。

    全然話が通じない人を見てるとイライラする。

    何も知らされていないなら、そりゃ動くよなとは思う。

  • 辛い展開。
    ジニーがすごく逞しくなってる。

  • 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(J. K. ローリング : 松岡祐子 訳)を読んだ。
    
『若い者には、老いた者がどのように考え、感じるかはわからぬものじゃ。しかし、年老いた者が、若いということがなんであるかを忘れてしまうのは罪じゃ……そしてわしは、最近、忘れてしまったようじゃ……』(本文より)
    
ダンブルドアも完全無欠ではなく、ハリーもまた完璧な人格を有していないところが物語の読ませどころなのだな。
    
この巻ではルーナ・ラブグッドがいいですねえ。

  • 楽しい学園モノからはどんどん遠ざかっていくようです。

  • ハリポタ5作目。7作品のなかで、最もページ数がある一方で、最も読むのが苦痛な巻だった。最後の方こそ話は進むのだが、そこまでの過程が長すぎた。果たしてここまでページ数を費やす必要があったのだろうか。そして、主人公ハリーの独善さというか成長しない子供じみた行動に付き合うのに辟易した。スネイプでなくても、匙投げたくなる。


  • ハリーポッターはヴォルデモートとどちらか一方しか生きられない予言を知る。

    ヴォルデモートが復活したことを認めない魔法省は、ハリーポッターとダンブルドアを厄介者扱いする。
    ホグワーツに魔法省の役人アンブリッジが先生として教鞭に立ち、意地悪をしまくる。
    ヴォルデモートと繋がりを持つハリーは、ヴォルデモートの罠によって窮地に陥り、助けに来たシリウスが死ぬ。
    魔法省に現れたヴォルデモートを見た役人らは、復活を認めざるを得ないことになった。

    読むのに時間がかかった。児童書とは思えない。ディメンター送り込んだのアンブリッジだったのかよ。映画では分からなかった。最低だ。

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