ebook japanにて読了。
表題作は、人に化けて騙し人間社会を生きてきたワガママ化け狐と犬たちに慕われる動物依存性(人嫌い)のリーマン主。同時収録は、地味なゲーオタと社交的な同級生の大学生同士。
どちらの作品も左右なしですが、狐のみこれまで人間相手に受けだったと思われる発言があります。
狐と人間、人型狐と人間、人間と犬、狐と犬……それぞれの関係がわちゃわちゃしながらまとまっていく、新しい群れの形成という日常がみられる。
表題作まるっとではなくて残念だったのですが、同時収録のオチも可愛くて好きでした。王道で安定の可愛いBLです。
狐に、惚れた方の負けですよ、と囁きたい。