愛の本能に従え!【イラスト入り】 (花丸文庫) [Kindle]

  • 白泉社
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感想・レビュー・書評

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  •  今まで読んできた小説のなかで、ベスト10に入る一冊。
     ただこのイラストレーターの絵が苦手で……。骨格とかが違和感ありまくりなんですよね。

     大和が歩の陰部を見た時に、どっちの穴に入れればいいんだ? って言ってたけど、結局どっちに入れてるんだろうか。
     後孔って書いてるけどケツの穴なのか女性器なのか気になる。濡れるってことは女性器ですよね。後孔……うーんどっちなんだ。ふたつあるならケツじゃなくて前の方に入れるのが普通の流れだけど。
     って思って読み進めていたら、ずっとケツの穴に入れてました。
     異形再生に失敗した、というのは、女性器を作ろうとしたけど失敗した。完成しなかった。ということでした。
     濡れはするけど、深さはないらしい。だから入れることはできない、のかな。

     ちなみにムシシリーズは、序盤の二冊を読んで以降は追ってませんでした。なので今回のシリーズが三回目。設定もなにもかも忘れてたけど、読んでいくうちに無事思い出しました。
     オメガバースとかdsユニバースとかだと、序盤に見飽きたくらい詳しく説明してるけど、これはそこまで深く書かれてなかった気がする。
     でも歴戦のBL好きなら、雰囲気でなんとなく察せるでしょう。

     志波が、面倒見の良いお姉さん♂って感じがしてめちゃくちゃすこです。
     個人的な話ですけど、受けのカントボーイ好きなので(今回の設定とはちょっと違うけど)お互いちゃんと気持ち伝えて結ばれてからの、セックスの前戯に萌えました。

     タイトル回収というか、は〜、だから『愛の本能に従え!』かぁ〜! ってなった瞬間が気持ちいい。

  • 樋口美沙緒の虫シリーズ5本目。体育会系×地味男子。今回もオーソドックスな属性。このシリーズは毎回、BLでは王道の組み合わせでぶん殴ってくる。

    今回は嫌なやつがひとりもいなくて、一番微笑ましい作品なのでは? ゴケグモの双子もめちゃくちゃかわいくて、シリーズ中で一番ドラマCDにして欲しい作品かもしれない。
    今まで1作目の関係者でつづいてきたものの、今回は全く関係ない……と思いきや、南雲先生とマヤが出てきて嬉しいです。

    攻めが、素人童貞なのを気にするのもすごくよくて、愛の〜シリーズでは一番高校生っぽさが出てる作品だと思う。

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