読むだけで誰でもバフェット流株式投資を簡単に始められる本 改訂版(NISAにもピタリ) 株式投資入門 [Kindle]
- 2016年1月12日発売
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (22ページ)
感想・レビュー・書評
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証券アナリストである著者の本は結構な数読んでますが、書かれていることは一貫してて、「高成長株を値下がりしたタイミングで買い、保有し続けること」です。本書は、著者の株式投資の理念、方針が良くまとまった一冊です。内容的には重複するところが多いですが、本書と、同著者の「PER・PBRでは絶対にわからないバフェットの流儀」を読めば、十分であるかと思われます。
これらに合わせて、毎月発行される投資羅針盤を読んで具体的な投資先を選定されるのが良いかと思われます。
銘柄選びに5割、買いタイミングの選定に5割のエネルギーを割く
待つのも相場といいますが、結構精神的なエネルギーを使います。ひたすら我慢も相場です。
・ROE(自己資本利益率)が高いこと
・オンリーワン企業あるいはダントツ企業であること
・高いブランド力を持つ
銘柄選定は非常に重要です。株式投資の9割以上が銘柄選定選定の良し悪しで決まるといっていいでしょう。
持続力があるかどうかは、企業のIRホームページなどから5年分以上の決算資料(決算短信、有価証券報告書)を見て確かめます。
日本株は世界全体から見て「景気敏感株」と位置付けられていますので、世界の景気動向に大きく左右されるという性質を持っています。
売買はできるだけしないように。何となれば手数料と税金の無駄だから。
長期で株価が上がる株を持ちなさい。
株価のゆがみが生じだときこそ絶好の投資チャンスです。株価のゆがみとは、株価が適正と思われる株価水準より極端に上がったり、下がったりした時の状態をいいます。
バフェット氏も株価のゆがみを利用してきた。
【バフェット語録】
・リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こる
・他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならない
・株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りソレを持ち続けること
・風見鶏を見ているだけでは金持ちになれません
・ルール その1:絶対に損をするな。 ルール その2:絶対にルール1を忘れるな
・買うのは企業であって、株ではない詳細をみるコメント0件をすべて表示