世界にもし日本がなかったら (扶桑社BOOKS) [Kindle]

著者 :
  • 扶桑社
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (243ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 池間さんの本は以前にも読んだ事がありますが
    私たちの学べなかった 近代の歴史を
    教えてくれる貴重な本です。

    第二次大戦で負けたということ、
    そして 真珠湾攻撃をしたというような事しか
    教えてもらえなかった学生時代。
    自分にとって アジアの国々に希望を与えたとは 考えつかなかった。

    でも、池間さんの本には 白人に統治されていたアジアの人々を日本が統治した、という点では 占領ですが その扱い方が 違う。
    白人は ひたすら 搾取や迫害。 
    日本は インフラの整備や 学校などを作り 現地の人達と一緒に学んだ。

    当時の日本の人達は
    日本精神=責任感・勤勉さ・規律・国を思うなど の高貴な精神を持っていたと
    アジアの人達は思っていてくれている。
    ご先祖さんたちは 本当に立派だったのですね。

    戦争はよくない事ですが
    参戦してはいけないと言った人も沢山いたことを
    学校では教えてくれなかったような 気がします。

    そして今回 
    北海道 占守島の戦いというのがあった事を知りました。
    ソ連が終戦後に 占守島に侵略してきたそうです。
    武装解除した日本軍ですが 命がけで戦ってくれたお陰で 北海道占領を阻止したそうです。
    この戦いにも関わった樋口季一郎陸軍中尉は
    ユダヤ人たちの救済に奔走した人でもあります。
    このあたりは もう少し他の本も読んでみたいと思いました。

    この本を読んでいて 
    確かに 卑劣な事をした 日本兵もいただろうけど
    それ以上に 本当に日本の平和の為に 命を捧げた人がいたことを知り 涙が出そうになっちゃいました。

    白人が支配してきた アジアの中で 日本人が 成長してきて このままでは 白人の立場が危ぶまれると 思われてしまったが為に 徹底的にたたきのめされた日本。

    戦後日本は なんとなく 引け目を感じて生きていたと思いますが この本の中では 日本人の事を 良いと思ってくれている人が 大勢いるという事が 書かれていました。

    過去をキチンと 理解して 反省し
    もう二度と 戦争のない 世界を作りたいものです。

  • 歴史の勉強と合わせて読むことで、戦争は悪いことだと刷り込まれていたけど(悪いことだけど)、日本の軍人さんには立派な人が多かったこと、だからアジアの人々に好かれていること、もしも日本がなかったら、まだまだアジアは欧米に見下げられているままだったかもしれないこと(もしかしたら今も続いているのかもしれない)ということに思いを馳せることができました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

行動カメラマン
(社)アジア支援機構代表理事 認定NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事 JAN代表 沖縄大学非常勤講師
会社経営の傍ら『国際協力を通し、現地の人々から「人としての在り方」、「力強く生きる方法」を学ぼう』と1987年に講演を開始。大学「国際ボランティア論」、私塾「日本塾」、「子伝」も好評で、写真展・講演等の視聴者は150万人超。FB、Youtube発信も。代表を務める国際協力団体は今年、創立22周年を迎え、いまも10か国で活動中。著書『講演録~懸命に生きる子どもたち~』(取扱:アジアチャイルドサポート)、『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』(育鵬社)、メディア「NHKラジオ深夜便」「テレビ寺子屋」他

「2021年 『「生きる力」を取り戻せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池間哲郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×