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感想・レビュー・書評
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池間さんの本は以前にも読んだ事がありますが
私たちの学べなかった 近代の歴史を
教えてくれる貴重な本です。
第二次大戦で負けたということ、
そして 真珠湾攻撃をしたというような事しか
教えてもらえなかった学生時代。
自分にとって アジアの国々に希望を与えたとは 考えつかなかった。
でも、池間さんの本には 白人に統治されていたアジアの人々を日本が統治した、という点では 占領ですが その扱い方が 違う。
白人は ひたすら 搾取や迫害。
日本は インフラの整備や 学校などを作り 現地の人達と一緒に学んだ。
当時の日本の人達は
日本精神=責任感・勤勉さ・規律・国を思うなど の高貴な精神を持っていたと
アジアの人達は思っていてくれている。
ご先祖さんたちは 本当に立派だったのですね。
戦争はよくない事ですが
参戦してはいけないと言った人も沢山いたことを
学校では教えてくれなかったような 気がします。
そして今回
北海道 占守島の戦いというのがあった事を知りました。
ソ連が終戦後に 占守島に侵略してきたそうです。
武装解除した日本軍ですが 命がけで戦ってくれたお陰で 北海道占領を阻止したそうです。
この戦いにも関わった樋口季一郎陸軍中尉は
ユダヤ人たちの救済に奔走した人でもあります。
このあたりは もう少し他の本も読んでみたいと思いました。
この本を読んでいて
確かに 卑劣な事をした 日本兵もいただろうけど
それ以上に 本当に日本の平和の為に 命を捧げた人がいたことを知り 涙が出そうになっちゃいました。
白人が支配してきた アジアの中で 日本人が 成長してきて このままでは 白人の立場が危ぶまれると 思われてしまったが為に 徹底的にたたきのめされた日本。
戦後日本は なんとなく 引け目を感じて生きていたと思いますが この本の中では 日本人の事を 良いと思ってくれている人が 大勢いるという事が 書かれていました。
過去をキチンと 理解して 反省し
もう二度と 戦争のない 世界を作りたいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示