やぶ医薄斎 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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  • やぶ医なんだか名医なんだかわからん薄斎。飄々として、何も考えていないのに、周りが良いように解釈しその行動を恐れてしまう。何事もたまたま上手くいってしまうという強運の持ち主だな。だが、最後に旧知の四郎左衛門の口から、剣劇だけは昔からすごかったと。では、あの飄々とした態度は見せかけの芝居なのか?

  • とぼけたやぶ医者が尾張と紀州の暗闘に巻き込まれて大活躍する新シリーズ。
    本人の自覚がないまま凄腕と誤解されつつ、事件を引っ掻き回して解決してしまうところは大富豪同心と同じ。医者としての腕はビミョーなところだが、やっていることは間違ってない気もする。
    弟子の与之助との掛け合いもいいし、気楽に楽しく読めるシリーズになりそう。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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