最強の教養 不確実性超入門 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • どんな本かと言われたら、「物事を長期的成功に導くための意思決定の本質」を学ぶ本と思います。

    投資もビジネスも、人生そのものも。

    勝率に拘らず、多くの小さな失敗といくつかの大きな成功を積み上げる。
    そんな戦略が長期的成功への道です。

  • 「安全神話」という言葉があるように「絶対安全」なものはない。多かれ少なかれ未来には不確実な要素が含まれる。そこにはブラックスワンと呼ばれるような壊滅的な崩壊を招くリスクもあるし、過度に怖がっている内にビッグチャンスを逃していたことに後から気づくこともある。

    本書は、どのようなリスクを、どれだけ、どのようにとるべきかを決定するために書かれている。この他、バブルが発生する群集心理についても解説されている。

  • 不確実性のタイトルを取っているがガルブレイスは出てこない
    投資関連の本

  • Kindle Unlimitedで読みました。新しく知ることの多い読書になりました。

  • 不確実性について専門用語を極力使わず、わかりやすく解説した本。

    「不確実性」の基本を知ることは投資だけでなくビジネス全般で役に立ちます。

    ビジネスでは、予測は外れるものだと念頭に置き、リスクコントロールで最悪の事態を防ぎつつ好機を待つことが重要です。

  • 難しい

  • バブルのお話が約半分の濃さ

  • 「不確実性超入門」ということで、ランダム性に関する一般的な性質の解説かと思っていましたが、もっとより広い内容でした。

    本書は不確実性の源として、ランダム性とフィードバックの2つを上げ、各々の特徴・性質、人間が誤解・勘違いしやすい点等を上げ、それらの不確実性とどう向き合うべきかを教えてくれます。

    当たり前ですが、本書を読んだからと言っていきなり株式投資やギャンブルに強くなるわけではありませんが、世の中にあふれる不確実な物事に接していく上での心構えや簡単な処方箋みたいなものは理解できるので、その点で本書を読んだ意味はあったと思っています。

    個人的に参考となった知見・指摘
    ・予想外に悪い出来事が起きた時でも、損失が致命的なものにならないようコントロールすることがリスク管理の本質
    ・不確実性の効果を過小評価する人間という生き物は、その裏返しとして、予測の力を過大評価
    ・リスクは、利益の可能性を放棄してその元を絶たない限り、見た目は変えられても、魔法のように消すことはできない
    ・投資において長期的な成功を収められるか否かは、数多くの失敗を受け入れ(損失を早期に確定)、必然的に勝率が低下しても、致命的な失敗を避けていくことが出来るかどうかにかかっている

  • ポジティブとネガティブフィードバック、ランダム性を踏まえ、如何に不確実な事象に対処していくかを考えさせられる。

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著者プロフィール

金融アナリスト、コンサルタント。
株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役。シグマベイスキャピタル株式会社シニアフェロー、シグマインベストメントスクール学長。
1963年生まれ。1985年一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。デリバティブの商品開発、ディーリング業務に従事。2000年よりUFJパートナーズ投信(現三菱UFJ投信)にてチーフファンドマネージャーとして債券運用、新商品開発、フロント・リスク管理、ストラクチャード・プロダクツへの投資などを担当。その後不動産ファンド運営会社社長、生命保険会社執行役員を経て2012年より現職。

「2021年 『「不確実性」超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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